効率的に力を発生させるパッシブトルクの仕組みとは!?【筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術/杉村良一】
効率的スイング!スギプロのSS打法
【SS打法 ダウンスイング〜フォロー】効率的に力を発生させるパッシブトルクの仕組み
クラブを寝かせればヘッドは回転する
ゴルフのレッスンでは、“パッシブトルク”という言葉が時々使われます。これは、「オートマチックな回転」のこと。例えば写真のように、クラブを水平に持って横に引っ張るとヘッドは回転しません。ところが、ヘッドが下に落ちた状態だと、クラブを横に引っ張ればヘッドは起き上がって回転します。この回転する力を利用するために、「ダウンの初期でクラブを寝かせましょう」というのが、今どきのスイング理論なのです。
手元とヘッドが同じ高さにある状態
クラブを水平に持って左側に引っ張っても、ヘッドは全く回転しない。同じ状態で横に移動するだけ。
クラブが寝た状態
クラブが寝た状態にあるとき、クラブを引っ張るとクラブが立ってヘッドが回転する。
クラブが立った状態
クラブが立った状態のときは、クラブを引っ張るとクラブが寝てヘッドが下に落ちる。
【出典】『筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術』 著:杉村良一