岐阜・山形・長野の〝3つのヤマガタ〟が日本の観光シーンを盛り上げる!? ゆるキャラたちも全員集合
皆さんは、日本には3つの〝やまがた〟があるのをご存知だろうか。
一番有名なのはやはり、山形県およびその県庁所在地である山形市だろう。
だが実は、岐阜県にも山県市があるし、長野県にも山形村がある。
そんな全国の〝やまがた〟3自治体が集まり、日本の観光シーンを盛り上げようとこの度「#ヤマガタ発見プロジェクト」をスタート。
2025年7月24日に開催された「ネタマッチ合同記者発表会」では、3都市の連携協定「やまがた協定」が締結された。
同発表会には、山県市の林市長とゆるキャラの「ナッチョルくん」、山形市の井上副市長とゆるキャラの「はながたベニちゃん」、山形村の百瀬村長とゆるキャラの「やまっち」が登壇した。
ハヤシライス発祥の地に信州そばの名所、そしてラーメン日本一のまち
事前に他2自治体が記入していた書類に、多くのメディアも見守る中で、岐阜・山県市の林市長がサインをすることで、協定は締結。ナッチョルくんは〝上司〟の背中を固唾をのんで見守り、はながたベニちゃんも林市長のペン先を見つめているようだった。
ヤマガタ発見プロジェクトが最初に予定している企画は、「やまがたグルメフェア」。
3都市にはそれぞれイチオシグルメがある。山県市は「ハヤシライス」、山形村は「信州そば」、そして山形市は「ラーメン」だ。
山県市は、ハヤシライスの生みの親であるとされる丸善の創業者・早矢仕有的の故郷であることから、「ハヤシライス発祥の地」(諸説あり)とアピール。
山形村は古くからそば栽培が盛んで、信州そばの名所のひとつ。村内の「唐沢そば集落」には、地元産そば粉を使った本格そばが味わえる店が軒を連ねている。
そして山形市は、総務省家計調査(2024年度)で「ラーメン外食費」が全国1位。1952年には全国初の冷やしラーメンも誕生するなど、暑くても寒くても市民が1年中ラーメンを楽しんでいる〝ラーメン王国なんだとか。
24日に開設されたヤマガタ発見プロジェクトの公式インスタグラム(@yamagata_project)ではそんな各々の地域の自慢のグルメを投稿していくとのこと。
また、その後も「やまがた協定」のロゴマークの公募や、3つの〝やまがた〟の合同イベント等も10月末に名古屋で実施予定。
〝やまがた〟が気になる人は、公式Instagramを要チェックだ。