モンブランみたいと話題!2ヶ月間限定の冷麺 諏訪山公園前にある『杏杏 諏訪山工房』で夏季限定の「杏杏冷麺」を実食 神戸市
一度食べるとクセになる”冷麺”があると聞き訪れたのは『杏杏 諏訪山工房』(神戸市中央区)。わざわざ足を運んで、行列に並んでも食べたくなるというその味を確かめにお店へ行ってきました。
お店があるのは元町の北にある諏訪山公園前。地下鉄の県庁前駅から歩いて9分ほどの距離ですが、暑さ厳しいこの時期は坂道回避のためにも神戸市バスを利用するのがオススメ。三宮駅前・元町駅前・神戸駅前などから7系統に乗れば目の前で下車できますよ。
元町にある「杏杏」の2号店として2002年オープンし、名物の中華粥が朝から食べられるお店としても有名な同店。
店主の遠藤さんがソムリエの資格をもつことからお酒の種類も豊富に取り揃えていて、モーニング・ランチ・ディナー(予約制・7月8月は休止)と思い思いに過ごせるのも魅力的なんです。
席に着くとまずはお茶でほっこり。筆者も7月8月限定の冷麺「杏杏冷麺」と「威化明蝦巻」を注文し待つことに。
11時から提供を開始する冷麺は、タレを麺に絡めた”和え麺”のようなスタイル。酸味が苦手な遠藤さんが自分も美味しいと思える冷麺をと考案したそうで、どんな味がするのか期待が高まります。
うっとりしちゃいませんか~。まるでモンブランみたい!
何層にも積みあげられている冷麺は初対面な筆者♪焼き豚・白髪ねぎ・パクチーに青梗菜とシンプルな盛り付けにタレなし。写真映えしすぎなメニューが10年以上も前からあったなんて...センスの良さにも脱帽です。
実食してみると、またびっくり!目で見る印象よりもマイルドでさっぱり食べられるんです。タレを麺に和えているのでどこを食べても美味しさが均一。丸鶏をじっくり煮込んだ秘伝のスープや数種類をブレンドした醤油の風味や旨味がバラけることなく口の中で広がります。
ラーメン店のまぜ麺とも冷やし中華とも違う優しい味わいに噂通りハマってしまいました。
そのままの味を堪能したらお酢で味変するのもオススメですよ。さきほどまでの味わいが一変!シンプルだからこそ味変で起こる変化もしっかりと感じられます。
こちらもぜひ味わってほしい一品。中の具材が透けるほど薄い皮を使ったエビの春巻きは、サクッとパイ生地のようなほぐれ方と、エビのぷりぷり食感がたまりません。
食べ心地は軽いのに、口に広がる旨味は重量級。添えられている山椒&塩をつける食べ方もとっても気に入りました。
「アレを食べるならあのお店、コレを食べるならこのお店に行く。そんな風に食事にでかけることが多いんです。自分のお店もそんな風に思ってもらえたら嬉しい」と遠藤さん。筆者もこの日いただいたメニューはしっかり記憶に刻まれました。
”冷麺”がいただけるのは、9月1日まで。あと1ヶ月ほどあるのでぜひ一度訪れてみてください。
場所
杏杏 諏訪山工房
(神戸市中央区諏訪山町1-16)
営業時間
火・水・木・日
9:00~14:00(L.O. 13:30)
金・土
9:00~14:00(L.O. 13:30)
18:00~22:00(L.O. 21:00)
※夜営業は予約制です
定休日
月曜(祝日の場合翌日休)
TEL
078-252-1107
提供期間
冷麺は7月と8月、「杏杏 諏訪山工房」のみ提供
※2024年は9月1日まで