市民団体 さかえ横浜会議 登山中トイレ、学生に学ぶ
地域住民や企業、団体など様々な特性を持った人材が集まる異業種交流の場、さかえ横浜会議(輿石且子代表)主催の企画「トイレを我慢しなくていい登山とは〜大学・企業が持続可能な環境づくりへ〜」が10月11日、あーすぷらざ研修室(栄区)で開催された。
当日はあーすぷらざの会場とオンライン配信のハイブリッド型でイベントを実施。1部に登壇した創価大学経営学部の安田賢憲教授のゼミ生は、長野県焼岳での実証実験を通じた登山中の排泄問題についての取り組みや課題などをオンラインで説明した。独自アンケートで登山中のトイレ問題に多くの人が悩んでいることに着目し、焼岳での携帯トイレブースと回収ボックスの実態調査を9月に行い、トイレ整備実現への手ごたえを発表。ゼミ生の一人は会場の参加者に向け「私たちの活動で登山中のトイレ問題を解決していきたい」と力を込めた。また2部の会場では、同ゼミ生に協力するトイレ問題の総合ソリューション企業(株)エクセルシアの足立寛一代表取締役が災害時に役立つ携帯トイレなどについて参加者らに解説した。