3連敗中の西武・武内夏暉が8勝目かけソフトバンク戦へ 3試合ぶり先発の松本晴と対決
8月は防御率4.88と疲れ見えた武内夏暉
パ・リーグの新人王最有力候補、西武・武内夏暉が8勝目をかけ、8日の首位・ソフトバンク戦(みずほPayPay)に先発する。
新人左腕はここまで17試合に先発して7勝5敗、防御率2.34をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も12度記録するなど安定した投球を見せている。ただ、8月は4試合に登板して1勝3敗、2QS、防御率4.88と夏バテ気味だった。
前回登板した1日の日本ハム戦(ベルーナドーム)では、5.1回97球を投げて6安打3失点(自責は1)で、勝敗はつかなかった。8月3日の楽天戦で7勝目を挙げて以降、4試合勝ち星がなく、現在3連敗中。中6日で臨む今日の登板で約1カ月ぶりの勝利を目指す。
ソフトバンク戦には4試合に登板し、2勝1敗、3QS、防御率1.45と好成績。ただ、前回対戦した7月19日(ベルーナドーム)の登板では、7回105球7安打4失点で黒星を喫していた。
チームは首位ソフトバンク相手に2連勝。この勢いを背に武内も自身の連敗を止める快投を見せることができるか。
西武戦初登板の松本晴
一方、ソフトバンクの先発は松本晴。今季初登板となった8月18日のロッテ戦(みずほPayPay)では、5回68球を投げて2安打無失点と好投し、プロ2年目で初勝利を挙げた。ただ、2度目の先発となった同月25日の日本ハム戦は3.1回4失点でKO。その後、左の中継ぎの長谷川威展が登録抹消となったこともあり、ブルペンへと回った。
直近2試合は中継ぎとして登板し、2イニングを無失点に抑えていた。9月3日の日本ハム戦から中4日で2週間ぶりに先発マウンドへ上がる。
西武とはプロ初対戦。チームは2試合連続で1点さゲームを落とし、今季初の4連敗中。今日も接戦が予想される中、2年目左腕が窮地を救う投球を見せることができるか注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・Y.メンデス-DeNA・吉野光樹(東京ドーム)
ヤクルト・高梨裕稔-阪神・西勇輝(神宮)
広島・玉村昇悟-中日・柳裕也(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・北山亘基-オリックス・宮城大弥(エスコンF)
ロッテ・佐々木朗希-楽天・内星龍(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部