サイト開設1周年 不登校ナビ HANASOW
神奈川区・港北区を中心に地域の不登校の家庭向け情報を発信するサイト「HANASOW(ハナソウ)よこはま不登校ナビ」(https://hanasow-yokohama.org/)が4月で開設から1年を迎えた。「不登校の親と子どもの孤立を減らす」との思いから、当事者に届く情報提供をめざしている。
HANASOWは不登校や学校に行きづらい子の親の会「はなまといる」と親子の居場所「SOW」の2団体が運営。代表の牧野直美さんは不登校を選択した子を持つ当事者で、神奈川区地域づくり大学校の受講生。SOWの副代表としても活動している。居場所活動を行うなかで、当事者に届く情報が少ないことから、「地域の不登校情報を手に取りやすい形で発信することで、不登校に悩む親子に少しでも安心を届けたい」とサイトを立ち上げた。
サイトではこどもの気持ち/親の気持ち/学校のこと/講演会・勉強会/居場所情報の5つのテーマに分けて情報を発信。インスタグラム(@hanasow.yokohama)でも入学式、運動会、夏休みなど時期に合わせた当事者ならではの経験談や役立つ情報を発信している。3月には市内で居場所作りを行う団体代表を迎え講演会も主催。当事者以外の地域の人たちも多く参加した。
「当事者が選択肢を増やすには情報が必要。迷った時に見てもらえるよう認知度を上げていきたい」と牧野さん。サイトに関する問い合わせはHANASOW【メール】hanasow.yokohama@gmail.comへ。