拾って答えてビーチクリーン!うみてらす名立周辺でゴミ拾い
海岸のゴミを拾ってクイズに答えるゲーム感覚のイベント「じょうえつトレジャーゲット」が28日(土)上越市にある道の駅、うみてらす名立周辺で開かれ、市内や県外の親子連れなど150人が参加しました。
このイベントは、名立区の海岸をきれいにしようと、うみてらす名立でイベントを企画運営している一般社団法人「山と海の環り舎」などが3年前から開いています。
参加したのは、市内や長野県の親子連れなど150人です。はじめに、うみてらす名立周辺の海岸でプラスチックの破片やペットボトルなどを拾います。海岸の近くには名立川の河口があり、川のゴミも流れ着いています。
参加者
「ここまで細かいゴミがいっぱいあるのは、やってみないと分からない」
「かき分ければかき分けるほど、いっぱいプラスチックが出てくる」
ゴミがいっぱいになると、クイズに挑戦できます。問題は海洋ゴミや名立区の歴史にまつわるもので、全部で10問です。
参加者
「楽しかった。続けてほしい。勉強になった」
「海をきれいにできればもっと魚が住める」
「家族みんなで体験。環境にいい活動ができた」
「プラスチックのかごがたくさんあって びっくり。今後もこういう活動をしたい」
正解数が多かった上位3チームには名立産のコメなどがプレゼントされました。集まったゴミは500キロほどで、例年の2倍ほどでした。主催者によりますと、要因について冬に波が荒れるなどして漂着物が増えたためだとみています。
山と海の環り舎 小林達矢 代表
「過去最高のゴミ、1時間で取ってもらった。ありがたい。小さいプラスチックでも、海洋プラスチック問題につながっている。今回を機にいろいろな人に知ってもらいたい」