【左京区一乗寺】もうすぐバレンタイン!気になるあの人にプレゼントしたくなる「むしやしない」の「想う壺」
世界で唯一の豆乳パティシエ・うのゆきこさんのケーキ屋「むしやしない」は、全商品グルテンフリーのケーキやお菓子を提供しています。
今回はバレンタインにぜひ贈りたい、チョコレートでコーティングされた甘納豆「想う壺」をご紹介します。
サンプルからオーダーする新しい形のケーキ屋
叡山電車「一乗寺駅」から、歩いて3分。カルチャースポットとしても人気の街・一乗寺の曼殊院通り沿いに店を構える「むしやしない」。
マンションの一階、暗号のような数字の「648471(むしやしない)」が目印です。
「むしやしない」とは、「お腹の虫を養う=むしやしない」という京都の古い言葉で、ちょっとつまめる「おやつ」を意味するそう。
ガラス張りのドアを開け、店内に入ると迎えてくれるカーブしたカウンターの上には、見目麗しいケーキが並んでいます。
並んでいるケーキはサンプルで、「むしやしない」はサンプルからオーダーして、出来立てを提供する新しい形のケーキ屋なのです。
冷蔵ショーケースの中の風や乾燥にも対応できるケーキを作ることへの葛藤、CO2の問題などから、2023年11月に本格リニューアルを行い、このようなスタイルになりました。
カウンターには、京都府産の木材を使用しています。これは、木材の輸出や運搬時などに排出されるCO2の低減、京都の森林整備の促進など、地球温暖化対策やサステナブルという観点から選ばれたそうです。
今までケーキはショーケースから選ぶのが当たり前だったので驚きましたが、オーダーを受けてからケーキが出来上がるまで約5分。デコレーションケーキでも15分ほどで、出来たてがいただけると聞いて、さらに驚きました。
店の奥はイートイン席で、テラス席も併設されていて、出来たてケーキをその場で食べることもできます。
すべての人が笑顔になれるケーキ
ケーキやお菓子作りには、小麦粉、卵、乳製品、ナッツ、フルーツなどが欠かせません。しかし、アレルギーや宗教上の問題などで、ケーキやお菓子を制限されている方もいらっしゃいます。
「むしやしない」では、食の制限があるなしに関わらず、選ぶ楽しみ、食べる喜びを誰もが一緒に味わえるよう、小麦粉、卵、乳成分を使用しない、絵本に出てくるようなケーキ「ミラクル*ケーキ」を開発しました。
どのケーキも細部にまでこだわりが散りばめられ、安心して食べることができます。プレゼントしたら、どんな方にも喜んでもらえそう!
「ミラクル*」がついている商品は、小麦、乳成分、卵を使用していないお菓子のシリーズで、プリン、ブリュレ、マフィン、クッキーなども展開しています。
バレンタインやホワイトデーにもおすすめ「想う壺」
壺に入った和洋折衷のお菓子「想う壺」(1,800円)。中には、スイス・カルマ社のチョコレートでコーティングされた、京都・丹波種の大黒豆が入っています。
お店のオープン当初から人気のお菓子で、名前の由来は「気になるあの人を思う壺にさせる」の“思う壺”からきているのです!何ともユニークな名前ですが、箱や壺、中身には強いこだわりが。
箱にはスナップボタンやハトメがついていて、箱というよりバッグのよう。
また、人とのご縁を大切にしたいという、うのさんの思いから、円がつながり続ける七宝柄がデザインされています。
箱を開けると陶器の壺が。もうこれだけで、心を鷲摑みされます!
壺は岐阜県の美濃焼。食べ終わったあとは、梅干しや漬物を入れて再利用できそうですね。
そっと壺の蓋を開けると、チョコレートの香りが広がりました。
最後はすっきり、口どけの良さが特徴のチョコレートでコーティングされた甘納豆は、それぞれ、きなこと抹茶でお化粧しています。
ごろんと大きな甘納豆はやわらかで、噛むたび、口の中に広がる甘みがたまりません。
抹茶は抹茶独特のほろ苦さが、チョコレートや甘納豆の甘味を緩和させ、きなことはまた違ったおいしさを味わえました。
実は「むしやしない」は、より安全で安心な食を求め、自社農場を所有していて、大豆や有機枝豆などを育てているのです。自社農場で採れた大豆をきなこにし、「想う壺」でも使用しています。
思いやストーリーが詰まった「想う壺」。プレゼントしたら、お相手の心も思う壺になるかもしれません。
※「想う壺」には乳製品が使用されています。
※全て税込み価格
■スポット情報
店舗名:思いやストーリーが詰まった「想う壺」。プレゼントしたら、お相手の心も思う壺になるかもしれません。 ※「想う壺」には乳製品が使用されています。 ※全て税込み価格
住所:京都市左京区一乗寺里ノ西町78
電話番号:075-723-8364
営業時間:10:30〜18:00(LO17:30)
定休日:月曜日・火曜日(祝日に関わらず)
交通:叡山電車「一乗寺駅」から徒歩3分