【西武】鈴木将平ら3選手に戦力外「同期の今井とお立ち台に上がれなかったのが心残り」
宮澤太成は1年目で通告
西武は28日、宮澤太成投手(25)、野田海人捕手(19)、鈴木将平外野手(26)に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。
宮澤は長野高から北海道大、独立リーグの徳島インディゴソックスを経て2023年ドラフト5位で入団。同大初のNPB選手として話題を呼んだが、一軍登板はなし。二軍では12試合にリリーフ登板し、0勝2敗、防御率3.60の成績だった。
野田は九州国際大付高から2022年ドラフト3位で入団した2年目の19歳。今季は二軍で8試合に出場し、打率.250をマークしていたが、10月2日に両膝を手術。実戦復帰まで約3~4ヵ月を要する見込みとされていた。
鈴木は静岡高から2016年ドラフト4位で入団。昨季は持ち味のシュアなバッティングを武器に、自己最多となる72試合に出場し、打率.240をマーク。8年目の今季はレギュラー獲りが期待されたが、33試合に出場して打率.191と昨季を下回る成績に終わっていた。
3選手は球団を通じて、以下の通りコメントを発表した。
○宮澤太成投手
「一軍で活躍することを目標に入団しましたが、思うような投球ができないなかで、自分の課題に向けて、それを乗り越えようと精一杯練習してきた自信はあります。ただ、それを結果に結びつけることができず、今は悔しい気持ちでいっぱいです。ベルーナドームでのオープン戦、ファンの皆さんの前で初登板を果たせたことは、プロ野球選手になったことを自覚できた日で、とても印象に残っています。今後については未定です」
○野田海人捕手
「2年間通してけがが多く、入団当初に思い描いていたプレーができませんでしたが、1年目のファーム開幕戦での初安打はとてもうれしかった思い出のひとつです。今年こそは正捕手の座を奪いたいと思って練習してきました。10月には手術をしましたが、膝のけがの影響が大きく、チームの戦力になれなかったことが悔しいです。今後については未定です」
○鈴木将平外野手
「どんなときでも応援してくださったファンの皆さま、良いチーム、良い同期に恵まれて、8年間向上心を持って過ごすことができました。レギュラーを取りきれなかったこと、また年明けにけがをして、この1年間戦いきれなかったことが悔しいです。同期の今井(達也)とお立ち台にあがるという夢が達成できなかったことは心残りです。今後については未定です」
第2次戦力外通告期間は、CS全日程終了の翌日から日本シリーズ終了翌日までとなる。
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記事:SPAIA編集部