同じ車両でも技術が違う!二輪車の特性を理解して安全運転!【最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集】
二輪車を運転するときの注意点
二輪車の特性
【四輪車とは違う技術】
二輪車は体で安定を保ちながら走り、停止すれば安定を失うという構造上の特性があるため、四輪車とは違った運転技術が必要。
【実際より遅く、遠く感じる】
二輪車は四輪車に比べて車体が小さいため、実際の速度より遅く、また実際の距離より遠くに感じられる傾向がある。
ブレーキをかけるときの注意点
【前後輪同時が基本】
車体を垂直に保ち、ハンドルを切らない状態でエンジンブレーキを効かせ、前後輪ブレーキを同時に使用するのが基本。
【路面の状態で強さを調整】
乾燥した路面でブレーキをかけるときは、前輪ブレーキをやや強く、路面が滑りやすいときは、後輪ブレーキをやや強くかける。
用語・補足解説
● 二輪車
原動機付自転車と自動二輪車の総称。自動二輪車には、大型自動二輪車と普通自動二輪車がある。
● 二輪車を選ぶとき
体格に合った車種を選ぶ。次のことができるか確かめる。
・平地で楽にセンター スタンドを立てられる。
・またがったとき、両足のつま先が地面に着く。
・“8の字”型に押して歩くことができる。
● 急ブレーキは危険
ブレーキは数回に分けてかけるのが基本。急ブレーキをかけると車輪の回転が止まり、横滑りの原因になる。
間違いやすいのはココ!
ブレーキのかけ方
✕後輪を先にかけてから前輪をかける
◯前後輪を同時にかける
出典:『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』長 信一 著