【京都の花】学問の神様・菅原道真を象徴する梅見頃☆梅苑『花の庭』も公開中「北野天満宮」
汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区北野にある学問の神様・菅原道真を祀る神社。神社ゆかりの花、梅が見頃を迎えています。
学問の神様・菅原道真公ゆかりの梅が見頃☆
上京区北野にある学問の神様『北野天満宮』。
天暦元年(947)の創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代の貴族、学者、政治家であった菅原道真公を主祭神とし、学問・至誠・芸能・厄除の神として広く信仰をあつめる神社。個人的に喪中だったため、しばらく参拝を控えていましたが、今回が今年の初詣となります。
この日は平日で、久しぶりのいいお天気ということもあってか、わりと参拝客多め。高校生らしき学生さんの参拝も目立ちました。もしや、合格の御礼参りなどされるような時期ですかね。
境内の中でも重要な建築物の一つ、桃山様式の楼門。そして、その楼門には百貨店・大丸京都店から奉納された特大サイズの萬燈提燈が。
萬の(万)の火を燈し、天神さまをお慰めする25年に一度の式年大祭「萬燈祭」が令和9年に執り行われる予定で、それに伴い大丸京都店では今年1月15日から約70年ぶりの献燈。さらに境内には、現在で約3000燈もの提燈の献燈が集まっているとか。
楼門くぐって、すぐ右手には季節の花を活けた花手水。こちらは錦市場『花つね』奉納によるもので、今回は春らしい彩りの華やぐしつらえに。多くの方が撮影されていました。
境内には白梅、紅梅さまざまな品種の梅の木があり、すでに見頃を迎えているところも。
ちょっとした行列が出来ており、見てみると境内の梅苑「花の庭」が公開中。今年はまだまだ寒い日もあり、全体的に花の開花スピードが例年に比べてゆっくりのようで、梅苑もまだまだ見頃が続く様子。こちらは3月26日まで公開予定。
参道は提燈の壁が出来ていて、壮観な光景でもあります。
さらに北野天満宮のシンボル、楼門と拝殿の間に建つ中門「三光門」。壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額。
本殿。
受験シーズンには参拝客の行列風景しばしばですが、それも終えたということですかね。境内はわりとまったりとした雰囲気で、紅梅も咲き綻んでいました。
天神さんの今年初のおみくじは吉でした。
本殿周辺も、濃淡のピンク色鮮やかな梅の花が華やかな彩り。
梅の花は菅原道真と大変ゆかりがあり、大宰府への左遷の際に彼が愛した梅の木が彼を慕って一夜にして飛んできた、という伝説も。
その際、梅の花に対する愛情と別れの悲しみを詠んだ和歌
『東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな』
は菅原道真の代表作として知られ、道真を祀る天満宮や天神社には多くの梅の木が植えられています。
北野天満宮の東に位置する京都五花街の一つ、上七軒では来る3月20日から芸舞妓による春の舞『北野をどり』を公演。天神さんの梅とともに、春らしい北野の雰囲気を味わえる風物詩。ご参考に。
詳細情報
名称:北野天満宮
場所:京都府京都市上京区馬喰町
電話:075-461-0005
関連サイト:http://kitanotenmangu.or.jp/