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ABCマートが通期決算を上方修正 スポーツシューズだけで1000億円超の売上高

セブツー

ABCマートは10月9日、2025年2月期の中間期決算を発表した。売上高は1883億8000万円(前年同期比11.2%増)、営業利益は340億5000万円(同9.0%増)、親会社の所有者に帰属する中間純利益は241億4300万円(同14.7%増)と2桁での増収増益だった。

主力のスポーツシューズの売り上げが前年同期比11.4%増の1055億9200万円と好調で、レザーカジュアルも同9.8%増となる237億100万円と好調を維持した。シーズン性の高いサンダルも前年同期比18.2%増となる153億3500万円と大幅に売上高を拡大した。ABCマートはシューズ以外の領域としてウェアアイテムを強化しており、ウェア類の売上高は前年同期から26.2%増となる114億4200万円と大きく拡大している。

ABCマートは、「オッシュマンズ(OSHMAN’S)」を含めて、8月末時点で全世界で1496店舗を展開しており、下期も店舗を拡大していくとしている。一方、デジタル比率は上期で平均9.85%で、アプリのダウンロード数も累計で15000ほどしかなく、デジタル領域を強化することでオンラインでの販売も今後、成長の余地がありそうだ。

ABCマートは同日、2025年2月期の連結業績予想の修正を発表している。売上高は3715億円(前回発表は3658億円、前年比7.9%増)、営業利益は618億円(同587億円、同11.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は432億円(同403億円、同8.0%増)に修正した。

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