【柏市】6月4日~10日は「歯と口の健康習慣」オーラルフレイルを予防しよう!
6月4日はむし歯予防デー、4日~10日は歯と口の健康週間です。柏市健康増進課では「かしわ」の3文字をもじった「かんで、しゃべって、わらおう!」を合言葉に、むし歯や歯周病の検診を呼び掛けています。
口のささいな変化に要注意!
「かみにくい」「食べこぼす」などの、口の機能が衰えることをオーラルフレイルといいます。
実は、40代くらいから口の機能が衰え始めると言われています。
その状態として、「自分の歯が少ない(20本以下)」「固いものが食べにくくなった」「汁物などでむせることがある」「口の渇きが気になる」「言葉をはっきり発音できないことがある」などの変化があります。
「たかが口の衰え」と放置していると、食べる機能が低下し、やがて低栄養となり全身の機能低下を招きます。
さらに飲み込む力が衰えると、誤嚥(ごえん)性肺炎や窒息事故の危険性も高まります。
オーラルフレイルに該当する人は、介護認定や死亡リスクが約2倍になるという報告もあります。
まずは、しっかりかめるように、歯と口の健康を維持しましょう。
かかりつけの歯科医を持とう
柏市健康増進課では「かかりつけの歯科医を持ち、健康な歯と口の維持のために定期的に通いましょう」と呼び掛けています。
かかりつけ歯科医は、生涯にわたって口の健康を保っていくために大きな役割を担っています。
より明るく豊かな人生を手に入れるために、若い頃から定期的に歯科受診しましょう。
災害時の備えにお口のケアグッズも忘れずに
災害時に、避難所生活や水不足などで口の中を清潔に保つことができないと、感染症や、高齢者の誤嚥性肺炎などのリスクが高まります。
防災グッズの中に歯ブラシ、液体はみがき、口腔用ウエットティッシュなど、歯と口のケアグッズも入れておきましょう。
また、唾液には口の中の汚れを洗い流す働きがあるので、よくかんで食べる、唾液腺(耳の真下)をマッサージする、ガム(特にシュガーレスガム)をかむなども効果的です。
問い合わせ
電話番号/04-7164-4455
柏市健康増進課