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親も子も「戦後80年」考えるきっかけに…いわさきちひろ「戦争・平和」テーマの企画展が開幕「窓ぎわのトットちゃん」原画も展示 安曇野ちひろ美術館(長野県)

コクリコ

2025年は戦後80年。子どものしあわせを願い続けた絵本画家・いわさきちひろと、世界の絵本画家たちが「平和への思いを込めて描いた絵本」「戦争を描いた絵本」を展示する展覧会が、安曇野ちひろ美術館で開催されます。

【画像】いわさきちひろ・子どものしあわせを願い続けた絵本画家

戦後80年 ちひろと世界の絵本画家たち 絵本でつなぐ「へいわ」

2025年は戦後80年にあたります。

子どものしあわせを願い続けた絵本画家・いわさきちひろと、世界の絵本画家たちが「平和への思いを込めて描いた絵本」「戦争を描いた絵本」を展示する展覧会が、安曇野ちひろ美術館(長野県・北安曇郡)で開催されます。

いわさきちひろをはじめ、戦争を経験した画家たちは、二度と戦争を繰り返してはならない、子どもたちにしあわせであってほしいという切実な思いを絵本に込めました。

展覧会では、戦争のなかでの子ども時代をつづった黒柳徹子(ちひろ美術館館長)の自伝的物語『窓ぎわのトットちゃん』とその続編も、ちひろの絵とともに紹介。

世界各地で戦争や紛争が続き、日本でも戦争への危機感が高まるいま、絵本を通して、さまざまな角度から平和について考えます。

子どもも大人も、戦後80年の節目に「平和」「戦争」について考えるきっかけをあたえてくれる展覧会です。

【展覧会担当者コメント】ちひろは、広島での取材先で眠れないほど葛藤しながら、『わたしがちいさかったときに』を描きました。黒柳は自らの戦争体験を伝えたいと、42 年ぶりに『窓ぎわのトットちゃん』続編の筆をとりました。この展覧会が、そうした思いを若い世代につなぎ、「へいわ」を考えるきっかけになればうれしいです。

▲『窓ぎわのトットちゃん』の装丁でも使用されている作品。いわさきちひろ こげ茶色の帽子の少女 1970年代前半

戦後80年 ちひろと世界の絵本画家たち 絵本でつなぐ「へいわ」

◾️会期◾️
2025年3月1日(土)〜6月1日(日)
※休館日=水曜日(祝休日は開館、翌平日休館)
※ゴールデンウィーク中(4/26〜5/6)は無休  
※会期は予告なく変更になる場合があります

◾️開館時間◾️
10:00 ~ 17:00
※ GW(4/26 ~ 5/6)は9:00〜17:00

◾️入館料◾️
・大人:1200円
・18歳以下、高校生以下:無料
・障がい者手帳ご提示の方とその介添えの方(1名):無料
・団体(有料入館者15名以上)、65歳以上、学生の方、18歳以下の子どもに同伴する保護者(子ども1名につき2名まで): 900円
・年間パスポート:3000円

◾️場所◾️
安曇野ちひろ美術館
〒399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358-24

◾️交通◾️
・電車:JR 大糸線信濃松川駅より約2.5km(タクシー5分、レンタサイクル15分、徒歩30分)
・車:長野自動車道安曇野 I.C. より約30分

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