KAI 熱演光る! 韓国10周年記念ミュージカル『ファントム』開幕
世界的な推理小説家のガストン・ルルーの代表作『オペラ座の怪人』を原作とした同ミュージカルは、パリ・オペラ座を舞台に、謎の怪人(ファントム)エリックに焦点を当て、エリックの人間としての苦しみや愛が綴られる。
【KAI 写真】ミュージカル『ファントム』ほかフォトギャラリー
魅力的なストーリーはもちろん、オペラやクラシックバレエなどさまざまなジャンルを堪能できる総合芸術と称賛される舞台だ。
今回は2015年の韓国初演から5度目。アニバーサリー公演にふさわしく、ステージセットや演出ほかすべてがスケールアップした圧巻の舞台を、さらに一段引き上げたのが、KAIだった。
再演を除き、初演から同作に出演しているKAI。
幅広い音楽ジャンルの歌唱を要求される同作で、クラシックで培ったたぐいまれなる歌唱力をいかんなく発揮。
繊細かつ力強い感情豊かな歌声と、エリックの内面にある優しさと狂気を表現する確かな演技力。
時には激しいアクションまで見せる。ステージにいるのはまさに、ひとりの女性への深い愛を抱えた孤独な怪人だ。
そんなKAIの熱演に会場は感動の渦に巻き込まれ、KAIに大きな拍手が送られた。
終演後にはキャスト陣によるトークも行われ、KAI自ら進行。訪れた観客に惜しみない感謝を伝えるとともに、今後の抱負などを語った。“ファントム”としてカリスマ性を放ったKAIの“素顔”が垣間見ることができる特別なひとときに観客の笑顔があふれていた。
KAI、日本での活動が本格化
2012年以降、さまざまな日本のミュージカルコンサートに出演し、日本のファンとの交流を続けてきた。
特に2019年にぴあ主催でトッパンホールにて開催された『ミン・ヨンギ×KAI』では、ピアノ一本の伴奏とマイクレスでのパフォーマンスを披露し、その圧倒的な歌唱力で観客を魅了した。
また、WOWOWの音楽番組『芳雄のミュー』にも出演し、日本のミュージカルファンにもその名を広めた。
2024年には、ワールドツアー『KAI INTO THE WORLD 2024』を開催。
11月に東京・トッパンホールで行われた日本公演のチケットは即日完売し、KAIの日本での人気と注目度の高さを証明する形となった。
日本公式ファンクラブ発足&初のファンミーティング開催へ
今年、いよいよ日本での活動を本格始動させる。
韓国デビュー17年周年を迎えた今年5月に、満を持して日本公式ファンクラブ『KAI JAPAN OFFICIAL FANCLUB』をオープン。
7月にはファンクラブオープン記念の初ファンミーティング『JAPAN 1ST FANMEETING <Your Kai>』を東京・I’M A SHOWにて開催することも決定している。
同公演ではベートヴェンの楽曲『愛は残酷(LOVE is Cruel)』を含む5~6曲が披露される予定。
また、舞台では見られない“素のKAI”に迫るトークなどもあるそう。
終演後には、KAI本人による“お見送り会”も実施。ファンにとって特別な時間となりそうだ。
韓国を代表するミュージカルスターとして確固たる地位を築いたKAIの、日本での新たな一歩に注目だ。
【公演情報】
■ミュージカル『ファントム』
〇上演期間:2025年5月31日(土)~2025年8月11日(月)
〇会場:韓国、ソウル・世宗文化会館大劇場
〇キャスト:KAI、パク・ヒョシン、チョン・ドンソク他
■JAPAN 1st FANMEETING <Your Kai>
〇日程:2025年7月18日(金)
〇会場:I'M A SHOW
東京都千代田区有楽町2丁目5番1号
有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館 7F
〇開場/開演 1部 13:30/14:00・2部 17:30/18:00
*開場/開演時間は変更になる場合がございます。
〇チケット代:¥12,000(税込) ※お見送り会参加券付き
〇チケット一般発売:2025年6月27日(金)12:00~7月2日(水)23:59
*そのほか詳しい情報は公式ファンクラブHPをご覧ください。
(韓流ぴあ/韓流ぴあ編集部)