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童話を書いてみませんか?初心者・童話の書き方講座11月2日開催「かざぐるまの会」【流山市】

チイコミ!

童話を書いてみませんか?初心者・童話の書き方講座11月2日開催「かざぐるまの会」【流山市】

1982年、童話作家おの ちゅうこう氏(故人)を講師に始まった「創作童話かざぐるま」の会が、童話を書く楽しみを多くの人に知ってほしいと、初心者向けの童話の書き方講座を開催します。

童話は年齢を超えて仲間になれる趣味

「かざぐるま」代表の中村千鶴子さんは、80歳を過ぎた今もみずみずしい作品を書き続けています。

「私たちのサークルが40年以上も続いた理由は、お互いの個性を尊重し、自由で心地よい場所だからです」と笑顔で話します。

かつて、中村さんの代表作『もう一つの村』を読んだ小学生が、毎日新聞社主催の「読書感想画中央コンクール」に応募し、全国53万の応募作の中から優良賞を受賞しました。

「その時まで、会ったこともない小学生と心が通じた思いがして、うれしかったです。童話を書いていたからこその感動です」と振り返ります。

「創作童話かざぐるま」の会員たち。前列中央が代表の中村さん、後列左から2人目が講師の戸丸さん

ペンと紙さえあれば生涯続けられる

「童話の創作というと若い人向けと思われるかもしれませんが、高齢の方にもお勧めします。お孫さんが良きモデルになってくれますよ。ペンと紙さえあれば、きっと生涯の最期まで続けられる楽しい趣味となりますから」と話すのは、「かざぐるま」会員で今回の講師の一人、戸丸俊文さん。

元小学校校長で日本児童文学者協会員でもあります。

40年以上の間に、青春の時代、子育ての時代、その後の時代と、ずっとずっと童話の創作をしてきた「かざぐるま」の会員たちは、その時その時の自身のテーマと向かい合って書いてきたと言います。

若者には若者の、高齢者には高齢者のテーマがあるからこそ、年齢に関係なく学ぶ仲間になれる楽しみがあります。

編集作業の風景。わいわいと楽しそう

興味はあるが書き方が分からない人に…

かざぐるまは、「書いてみたいが何から始めたらいいのか、書き方が分からない」という人を対象に、初心者を対象にした童話の書き方講座を開催します。

講義やワークショップの他、創作における会員たちの体験談などを話し合う時間もあり、書く楽しさに出合うきっかけになることでしょう。

ほぼ毎年出版している「かざぐるま」会員の作品集21冊は流山市内の図書館などに開架されています。(取材・執筆/敏恵)

初心者・童話書き方講座
日時/11月2日(土)午後1時30分~午後3時30分
会場/流山市生涯学習センター C館3階・大会議室(中110番地)
※つくばエクスプレス「流山セントラルパーク」駅徒歩3分
参加費/無料
定員/30人
メール/tostom15@yahoo.co.jp 担当・戸丸

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