冬でもぽかぽか！薪ストーブのある隠れ家カフェ 【cafe Viens ici !】富山市布瀬南公園近くのあったかごはん
2025年も春分の日を過ぎて、暦の上では春になりました。
が、いきなりの春一番に大雪の予報。まだまだ寒い日が続きそうです。
そんな北陸の冬にも負けない、あったか～いカフェが富山市郊外の住宅街にあります。「cafe Viens ici !（ヴィアン イスィ ！）」です。
冬でも真夏なみのあたたかさ!?
住宅街の隠れ家のようなカフェ
「Viens ici !」があるのは、富山市黒瀬北町。
大きな芝生広場やビオトープ、テニスコートなどがあり、小さな子連れにも人気の富山市布瀬南公園のすぐ近くです。
交通量が多く、大きなファミリーレストランや飲食店が並ぶけやき通りから路地を少し入ったところにあり、アクセスしやすいのに静かなエリア。木に囲まれたエントランスやウッディーな茶色の外壁など、あたたかな雰囲気です。
店名の「Viens ici !」はフランス語で「こっちにおいで！」という意味。その言葉に引き寄せられるように、ついつい入ってみたくなります。
そんな「cafe Viens ici !」、北陸の厳しい冬でも店内は真夏よりもあたたかいくらいぽかぽかなんだとか。
薪ストーブがもたらす自然なあたたかみと落ち着き
その理由は、店内にある薪ストーブ。
訪れた日の外気温は8℃ほどでしたが、店内は20℃を軽く超えていました。店主のほうを見やると、なんと半袖！ 冷房をつけている夏場の店内よりも、室温は高いんだそう。
テーブル席とカウンター席が合わせて14席ほどとこぢんまりとした店内。ストーブの窓からは炎のゆらぎも見ることができ、なんとも落ち着く空間です。
食事もデザートも心あたたまる手仕込み
フレンチをベースしたランチセット
カフェの1番人気が、ランチセット。メイン料理が1品に、パン、デザート、ドリンクがセットになっています。
メインの料理は2か月に1度ほどのペースで変わるそうで、訪れた時期は鶏肉のフリカッセでした。フリカッセとはフランス料理のひとつで、乳製品を使って煮込んだ白い煮込み料理のこと。店主はフランス料理を中心に料理を学んだそうで、ランチのメイン料理もフランス料理がベースになることが多いんだとか。
こちらのフリカッセは、鶏のもも肉を白ワインと生クリームで煮込んだもの。
鶏肉は皮目はパリパリっと揚げ焼き風に、中はしっとりとジューシーです。濃厚な生クリームが寒い冬にはぴったりで、じんわりとおなかをあたためてくれます。
鶏肉の上には大きなソーセージものっていて、これだけでしっかりボリューム満点です。
おしゃれで「量よりも質」になりがちなカフェのランチでも、おなかいっぱいになって欲しいという店主の想いが込められているそう。
ランチセットのパンはおかわり自由
また、同じ理由でセットのパンもおかわり自由です。
パンは2種類あり、表面がカリッとしたトマト風味のものと、米粉のもっちりとしたもの。どちらも店主のお手製です。
セットのデザートもバリエーションがあり、ドリンクと一緒にのんびりと食後の時間を楽しめます。
ランチセットのほかにも、1日限定5食のオムライスやマフィンなどのスイーツメニューがあり、ランチからカフェタイムまで幅広く利用できます。
薪ストーブのあたたかさはもちろん、ひとりで切り盛りする店主のあたたかさもじっくりと味わえそうなあったかカフェです。
【cafe Viens ici !】
住所 富山県富山市黒瀬北町1-1-19
営業時間 11:00～16:00
定休日 不定休
営業日はInstagramに掲載
