中原区民祭 みこしで活気と熱気 60のブースに多くの人出
46回目を数える中原区民祭が10月20日に等々力緑地で行われた。今年は前日に開幕した全国都市緑化かわさきフェアと同時開催で、区内外から多くの人が来場。開始前に降っていた雨も上がり、みこし・はやしパレードが6年ぶりに実施され、祭り会場を盛り上げた。
秋晴れのもとで各種団体が出店した約60のブースも来場者であふれ、活気と熱気に包まれた。開会式ではポスターの絵画を描いた黒瀬まなはさん(井田中3年)が、主催した中原区民祭実行委員会の原新次委員長から表彰状と記念品を受け取った。黒瀬さんは「最優秀賞は夢にも思わなかったので驚いた。ポスターが絵を生かしたデザインになっていてうれしい」と喜んだ。
麻生区から父親と来場した小2の女児は「射的が面白かった。いろいろな物がもらえたり、お店もいっぱいある大きなお祭りで楽しい」と声を弾ませた。
原実行委員長は「昨年は雨で一部開催となったが、今年はようやく全面開催できた。いつもは区民のみなさんに楽しんでもらう区民祭が、緑化フェアと合わせて全国の人に中原区の魅力をPRできる機会となってよかった」と話した。