「キッチンシンク」の“黒カビの巣窟となる見落としがちな場所”→「カビがびっしり…」「すぐ掃除します」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。一見キレイでも、“隠れカビ”がひっそり繁殖しやすいキッチンシンク。特に「スポンジラック」の裏は要注意! 黒カビがごっそり生えているかもしれません。ここでは、スポンジラックの裏に発生した“シンクの黒カビ汚れ”を落とす掃除方法をご紹介します。
「面倒だから」と手間を抜くと……
キッチンシンクにスポンジラックを置いている方は少なくないかと思います。しかし、この裏は、汚れを見落としやすい場所のひとつ。
「わざわざラックをどかして掃除をするのは面倒」と、お手入れを後まわしにした結果……。
こんなに黒カビ汚れが生えることも! ラックの裏にひっそりと生える“隠れカビ”は、シンクを毎日お手入れしていても見逃しやすい汚れです。
スポンジラック裏の隠れカビを落とす掃除方法
隠れカビはじわじわと根を張るため、中性洗剤で拭き取る程度では見た目がキレイになるだけ。根こそぎ落とすことはできません。
そこで今回使うのは、塩素系洗剤の「カビキラー」。数分のつけ置きで、頑固なカビをしっかりと撃退します! カビキラーを使用する際は、手袋をして換気を行ってください。
手順1.黒カビ汚れにカビキラーをスプレーします
手順2.キッチンペーパーとラップをかけて、5分程度パックします
このまま放置して、黒カビをじんわり浮かせて落としましょう。
手順3.丸めたラップで黒カビをこすり落とします
カビキラーで汚れが浮いているので、軽くこするだけでピカピカです!
手順4.水で洗い流したら終了!
カビキラーを使えば、面倒な手間なく頑固なカビを根絶できますよ。ただし、一番の理想は黒カビを発生させないこと。黒カビの繁殖を防ぐためにも、スポンジラック裏のこまめなお手入れを意識してみてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア