名もなき家事はリモートワークの夫が担当。仕事の特性に合わせた分担で小1&小5を育てる共働き夫婦【みんなの1日のスケジュール】
子育てしながら働くワーママ&ワーパパって毎日どうやって乗り越えているの……?
夫婦それぞれ、どんなタイムスケジュール&ルーティンで、どんな工夫をしているのかを教えてもらう本シリーズ。
第7回は赤祖父さんに登場いただきました。
赤祖父さん家族の1日のスケジュール
はじめまして。赤祖父と申します。普段は都内で主にインフラ系のエンジニアをしている会社員です。
ほぼ出社だけど残業はなしの妻と、基本リモートワークだけど残業・出張・急なトラブル対応もある夫(私)の二人三脚で家庭を回しながら、小学5年生の長男と小学1年生の長女を育てています。
子どもたちには大分手がかからなくなってきましたが、長女はまだ朝の準備のサポートや寝かしつけなどが必要。
お互いの仕事の特性を考慮しながら、協力して家事・育児をしています。
★1「麦茶を作る」など“名もなき家事”を積極的に
夏休み中は、朝顔の世話のサポートも
わが家では労働時間が安定している妻が主に朝食・夕食作り、洗濯など家事の主軸を担い、急な残業・夜勤・出張や突発的なトラブル対応が多く労働時間が安定しない私がいわゆる“名もなき家事”や細かな家事、イレギュラーに発生する家事を担当しています。
もともと朝は子どもを保育園に送っていましたが、今年から長女が小学生になったことで、朝の時間に余裕が生まれました。
なので今は、前日夜に洗って干した洗濯物を取り込む&畳む、洗い物、トイレ掃除などのほか、「麦茶を作る」「ルンバのフィルターを掃除する」といった、ルーティン家事ではカバーしきれない細かい家事をしています。どうしても睡眠時間が短くなりがちなので、その後余裕があれば仮眠をとることも。
その他、振込手続きや契約関係の書類の処理、家電のメンテナンスや故障対応といった家事も基本的に私の担当です。
★2 帰宅した子どもを迎えられるのも在宅ワークのメリット
在宅ワークの日が多いので、子どもが学校から帰宅したら片付けのサポートや提出物の確認、塾の準備、(雨の日は)濡れた服の洗濯などの対応をします。
ただ、打ち合わせなどで十分に対応ができないことも多いのが現状。長男はもう小5で(少し不安はあれども)自分のことはひと通りできますが、帰ってきたときや家を出ていくときは最低限アイコンタクトでコミュニケーションを取るようにしています。
★3 残業はあるけれど、子どもと過ごす時間も確保
夕食後も1時間ほど残業をしますが、なるべく20時半までには仕事を終え、子どもたちの入浴、歯磨き、ドライヤー、長女の寝かしつけなどを担当するようにしています。妻は最後に一人で入浴し、その後で風呂掃除と洗濯をしてくれることが多いです。
夜中まで残業がある日や夜勤の日は、妻に一通りの子どもの世話をお願いしています。
寝かしつけた後は残っている家事をしたり自由時間を楽しんだりしています。やりたいことや見たいものが多く、どうしても夜更かしをしがちで睡眠時間が短くなりがちなのが課題(ときどき長女と一緒に寝落ちすることもありますが)。
普段あまり外に出ず、運動もしていない私の健康面を子どもたちも心配してくれているので、今後は睡眠と運動の時間も確保しないとなと考えています。
育児や家事をやらない(やれない)のは、もったいない
子どもたちの朝食風景
せっかく子どもに恵まれ家庭を築けた人生、育児をやらない(やれない)のはもったいないという感覚があります。そして家事もまた育児の延長線上にあるものなので、「やらなければならないこと」ではなく「息を吐くように普通にするもの」だと捉えています。
もちろん我が家のように、夫婦の働き方が異なると、家事と育児をきっちり分担し合うことは難しいです。でも、お互いの得意分野と仕事の特性を考慮しながら、夫婦どちらも納得できるよう、不公平さや不満が生まれたらすぐに話し合っていくのが大事だと思っています。
編集:はてな編集部