来週(4月21日~) 日本のテレビで放送開始「ファンタジー×ロマンス」韓国ドラマ4選
韓国ドラマの、人気ジャンルの1つといえばロマンス。
振り返れば、日本で韓ドラが支持されるようになった最初のきっかけもこれだった。以降、現在まで20年以上が経過したが、今もなお多くの人に愛されている。
なかでもロマンスにファンタジー要素をプラスした作品は、いまや恋愛物における定番ジャンルになったといっても過言ではないほど人気。
ファンタジーが、物語をよりロマンチックにして視聴者の感情を揺さぶり、極上のトキメキをプレゼントしてくれる。
そこで本記事では、来週日本のテレビで放送開始予定のファンタジーロマンス作品を4つ紹介する。
(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマ
コクドゥの季節 (MBC/2023)
『コクドゥの季節』は、死神と不思議な力を持つ女医の時空を超えた恋を描いた物語。キム・ジョンヒョンとイム・スヒャン主演作だ。
“前世”や“死神”など、不朽の名作としてしられる『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(tvN/2016)にも登場して物語を盛り上げた要素が含まれており、単純に男女の恋を描いたラブストーリーではないのがポイント。
特に時間的な期限や運命といった設定の数々が恋愛模様をよりドラマチックにして、観る者をときめかせてくれる。なんとかヒロインに好かれようと、あの手この手で彼女のために努力する男性主人公の姿にもご注目。キム・ジョンヒョンが魅力たっぷりに役を演じている。
●日本初回放送情報:BSフジ (182ch) / 2025年4月25日(金) 8時55分~10時
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
輝くウォーターメロン ~僕らをつなぐ恋うた~ (tvN/2023)
『輝くウォーターメロン ~僕らをつなぐ恋うた~』は、今を輝く若手俳優リョウンやチェ・ヒョヌク、ソル・イナが主演を務めた青春ラブストーリー。CODAの少年が1995年にタイムスリップして始まる物語だ。
一見、ティーン向けの作品のようにも見えるが、大人も感動するほど楽しめる展開となっており、一部ドラマファンの間では隠れた名作との声も。ロマンスにキラキラとまぶしい青春、そして親子愛がバランスよく配置され、メッセージ性まで持っている。
自分の好きなことに夢中になって打ち込み、恋愛に悩み、時に泣き、時に笑う登場人物たちの姿はなんとも美しい。
●日本初回放送情報:BS12 トゥエルビ / 2025年4月26日(土) 2時2分~ (※第1話のみ / 第2話以降、土曜ひる1時~3時 2話連続放送)
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
ブルーバースデー (PLAYLIST/2021)
『ブルーバースデー』は、イェリ(Red Velvet)とホンソク(PENTAGON)が主演を務め、大ヒット作『愛の不時着』(tvN/2019)を世に送り出したユン・ヒョンギプロデューサーが手掛けた作品。
10年前に死を選択した初恋の彼が残した写真をきかっけに、ヒロインが過去と現在を行き来する物語だ。
昨年大ヒットを記録した『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)のように、タイムスリップが物語を盛り上げるタイプのドラマで、過去を変えることで運命がどのように変化していくのかが大きな見どころ。
また、手に汗握るスリラー要素も視聴者の関心をそそり、予想以上に作りこまれた展開に驚くこと間違いなしだ。
●日本初回放送情報:ホームドラマチャンネル / 2025年4月22日(火) 午後3時15分~
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
ゴースト・ドクター (tvN/2022)
最期は番外編として『ゴースト・ドクター』をご紹介。チョン・ジフン(RAIN)とキム・ボム主演の、天才医師がお坊ちゃま研修医に憑依して始まる、笑って泣ける1作だ。
どちらかというとロマンス色は薄め、コメディーの様相をみせながら実は、ヒューマンドラマの側面も持つ奥深さのある作品で、韓国では伏線回収や結末まで納得の仕上がりとの評価。
主演2人のブロマンスをはじめ、医療ものならではの医師と患者の姿を描いたエピソードや、同僚たちとの関係性なども描かれており、バディーものとしての魅力もある。
●日本初回放送情報:TBSチャンネル1 / 2025年4月23日(水) 深夜3時30分~翌午前4時45分
※編成の都合により放送日・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)