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大好きな釣り場を守るために… みんなで守ろう釣りマナー!

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大好きな釣り場を守るために… みんなで守ろう釣りマナー!

突然ですが、みなさんは釣り場でマナーを守っていますか? コロナが流行した時期にアウトドアブームが過熱し釣り人が増えたそうですが、釣果投稿サイトなどのコメントでは、「釣りブームで釣りを始めた奴らはマナーが悪い!」って書かれているのをよく見かけます…。
でも、初心者だからこそ、ちゃんと調べて守っている釣り人も多いと思われます。逆に、古参のベテラン釣り人がマナーを守っていない場面もチラホラ…。とくに服装やロッド、リールがガチの人はカッコいいのですが、タバコを捨てたり、釣り場を汚して帰るところを見かけてしまうと、「あぁ、ダサいなー」って感じてしまいます。

最近マナー違反が原因で、閉鎖される釣り場が増えているとよく聞きますよね? 大好きな釣り場を守るためには、初心者もベテランもみんながマナーを守る必要があります。
そんなわけで今回は、「みんなで守りたいマナー」についてまとめてみたいと思います。初心者の方は釣り場に行く前に、どんなマナーがあるか確認してみてください。そしてベテランの方は、これを機にちゃんと守れているか、振り返ってみてくださいね。

守るべき小さなマナー

まずは、守るべき小さなマナーから紹介します。

ゴミのポイ捨て禁止!

これって本来マナーとして説明すること自体おかしな話です。正直私は、ゴミをそこらへんに捨ててく人の気持ちが分かりません…。釣具のゴミ、食べ物のゴミ、ペットボトルなど、必ずすべて持ち帰りましょう。

ゴミ箱が設置された釣り場でも、ゴミ箱がいっぱいになっていたら持ち帰るようにしましょう。あと、釣具の袋や台紙などは風で飛ばされやすいので、必ず道具入れのフタやクーラーボックスのフタで風よけを作り、飛ばされないように気を付けましょう。

タバコのポイ捨て禁止!

こちらも釣り場に限った話ではありませんが、残念ながら海や足元にポイ捨てしている人をよく見かけます…。もし誰かが、自分の家の玄関にタバコをポイ捨てしたら嫌ですよね? それが嫌ならポイ捨てはやめられるハズです。
またポイ捨てだけでなく、風上で吸った場合、風下にいる人たちに不快な思いをさせていることも意識しましょう。

汚したらキレイにすること!

サビキ釣りの場合、どうしても地面がマキエで汚れてしまいます。また、大物を釣って魚を締めた場合も、魚の血で地面が汚れます。釣りをしている以上、汚してしまうことは仕方がないのですが、釣り場を汚してしまった場合は必ず海水を流してキレイにしましょう。

掃除用のブラシなどの地面を磨ける道具があればよいですが、ない場合はバケツで海水を流しながら、靴の裏で地面をゴシゴシするだけでも構いません。
(これだけで、ほとんどの汚れは取れます)

トラブルを起こさないためのマナー

次は、釣り人同士でトラブルを起こさないためのマナーを紹介します。

隣に入るときは声かけを!

釣り人同士でのトラブルの大半は、お隣さんとの距離が問題であることが多いようです。混んでいる釣り場だと、どうしてもお互いの距離が近くなりがちです。

この「距離」ですが、人によって許容できる距離が異なること意識していますか? 自分では「この距離なら大丈夫でしょ」と思う距離でも、お隣さんからしたら「そこに入るのかよ!」ってイラ立っている可能性もあります。そのため、お隣さんがいるときは、「この辺りに入ってもいいですか?」と必ず一声かけましょう。一声かけることで、そのあと仮にオマツリが発生しても最初のよい心象のお陰で、トラブルを回避できる可能性も上がります。

声のボリュームは下げましょう!

家族や友人、会社の同僚と釣り行けば楽しいですよね? 釣れない時間帯も、みんなで話をしていれば楽しい時間を過ごせることでしょう。でも、声のボリューム、意識していますか?

釣り場には1人で静かに釣りに集中している人もいます。釣り場はアウトドアではあるものの公共の場であり、自分の家ではありません。大物が釣れて興奮しているときは仕方がないとしても、そうでないときは声が大きくなり過ぎないように気を付けましょう。

まぶしい!ライトをこっち向けないで!

最後は夜のライト問題です。夜釣りでは安全面や作業のためにライトが必須です。トラブルになる有名なケースは、海面をライトで照らす行為。ライトで海面を照らしたことで魚が散ってしまうことがあるからです。
シビアな状況で集中して釣っているときに、通りがかった釣り人にライトで海面を照らされたら、真剣な釣り人の怒りを買うことになります。海面を確認したい場合、必ず周りに釣り人がいないかを確認するようにしましょう。

また、頭に装着するヘッドライトを使っている場合、ライトを点けたまま周囲を見渡さないようにしましょう。正直、ヘッドライトでこちらを照らされると眩しいだけでなく、フツフツといやーな気持ちが湧いてきます(きっと私だけではないハズ?)。作業で手元を照らすだけならヘッドライトを首にぶら下げて、首から下のみを照らすことをオススメします。

さてさて、今回は釣りマナーについて紹介しました。知っていたコト、知らなかったコト、守っているコト、守れていなかったコト、ありましたかー? 

ベテランの方はさらなるマナー向上を目指してもらえたら、そして、これから釣りを始める方はしっかり下調べをしてから釣り場に出掛けるようにしましょう。もし「マナー違反かな?」って悩むことがあったら、改めて調べるか、釣り場で周りの人に聞いてみてください。
とくに家族で釣りに行く場合、子どもはおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんの背中を見ています。大人がゴミを捨てたり釣り場を汚したままだと、将来子どもも同じコトを平然とやってしまうようになるかもしれません。大好きな釣り場がなくならないよう、マナーは当たり前のコトとしてみんなで守っていきましょう!

大好きな釣り場がなくなれば、大好きな魚を釣ることもできなくなる……かも

企画・記事協力:FISHFRIENDS

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レポーターREPORTOR

プロフィール:まるすけ

愛知県でルアーでカサゴ釣りしてます。

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