バーガーチェーンのポテトで一番ウマイ! ホロライブ水宮枢さんが「意外な店」をオススメしてたので行ってみた結果 → 確かに特殊だった
ハンバーガーチェーンのフライドポテトってなんであんなに美味しいんだろうね? ウマイものは最後に食べる派である私(中澤)がマクドナルドで最後までとっておくのはポテトだ。もはやメイン。
そんなバーガーチェーンのポテトについて、ホロライブ所属のVTuberである水宮枢(みずみやすう)さんがオススメ店を話していた。うんうん、バーガーチェーンのポテトウマイよね。って、そこ!?「1番うまい」というお店がポテトにおいてはノーマークすぎたので行ってみることにした。
・水宮枢と食
私のその時の衝撃をお伝えするためには、まずは水宮枢と食の関係を知っていただく必要があるだろう。家事が苦手という水宮枢さんは、料理も「味噌汁がギリ」であることを公言している。
で、ホロライブにはむしろそれを売りにするかのようにお料理配信で「絶望飯」を生み出す一条莉々華さんのような存在もいるのだが、水宮枢さんは特にお料理配信などはしていない。
にもかかわらず、餃子にポイフルを入れたり、ねるねるねるねをレンチンしたり、漏れ聞こえる話だけで絶望が伝わってくる。お分かりいただけるだろうか? 刀を抜いていないのに斬られている……そんな達人感が水宮枢さんからは感じられるのである。
・逆に気になる
個人的にはそういった認識で見ていたため、むしろ「1番うまい」とオススメのバーガーチェーンのポテトが気になった。そもそも、差がつきにくいフライドポテトで「1番うまい」と言い切れるということはそれだけ違いがあるということである。
また、料理をしないということは外食が多いはず。その配信でもマクドナルドのビッグマックの食べ方や、バーガーキングの話もしていて、ファストフード経験値の高さはうかがえた。ますます気になる。ここまで来ると普通に食べてみたい。
・ポテトがウマイチェーンとは
というわけで、実際にそのチェーンに行ってみよう。ちょうど職場の近所にもあるし。そんな水宮枢さんイチオシのポテトがあるチェーンとは……
『サブウェイ』だ。まず、私はサブウェイにポテトがあるのを知らなかった。しかし、メニューを見てみると、たしかに端に「ポテトドリンクセット(+370円)」と書かれている。
・サブウェイに行かなかった理由
っていうか、言われてみたらほぼ来たことがない。オーダーするのが怖いからだ。ソースとか野菜とか色々選べるんでしょ? ただ、選ぶほどこだわりもないし優柔不断でマゴついちゃったら気まずいんだよな。
と思っていたら、基本のサンドを注文したところで、店員さんが「ソースはオススメでいいですか? 苦手なものはありますか?」と聞いてくれた。良いです良いです、ピクルスだけ入れてくれたら後はなんでもOKです。
・ポテトの注文方法
ちょっと変わってるのは、ポテトの注文が入口のオーダーではなくレジでの注文だったこと。これは実際に通ってないと目をつけない品だ。事実、私が訪れた時にポテトを注文してる人いなかったし。
水宮枢さんのオススメの味はハーブソルトとのことだったので、ハーブソルトを注文してみたところ、店員さんが「大人の味で!」とオーダーを通していた。さすがは大人の女性。オーラ含めて身長2m3cmなだけある。
・食べてみたところ
そんなこんなで注文したメニューは「えびアボカド(税込590円)」と「単品ポテトハーブソルトM(税込350円)」。ポテトが多めに欲しかったのでMにしてみました。
見た感じ、分厚い系フライドポテトっぽい。ただ、こういうポテトは他にもある気がするけどなあ。バーガーキングとか。そう思いながら袋を開けて食べてみたところ……
なるほど。これは「1番」と言うのも分かるオリジナリティーがある。ひと口で納得した理由は、中身のじゃがいもの質感だ。
スティックというよりサイコロ状のポテトは、外側はカリッと揚げられているのだが、中はふかふかしている。太いフライドポテトのボソッとした感じじゃなく、どちらかと言うと蒸かしじゃがいも的な瑞々しさがあって、じゃがバタを食べているみたいな気分になる。塩に合うね!
・初めてのサブウェイ
えびアボカドのサンドも野菜がめっちゃ入っててサッパリしているけどボリュームはちゃんとある。思ってたよりずっと良いなサブウェイ。
今回は店員さんにオススメされた「野菜クリーミードレッシング」にしたけど、その素材モリモリな感じに他のソースも試したくなった。ドレッシングが王道からピリ辛まで色々揃ってる。
これは通える。食べながらそんなことを考えるくらいには入口にちょうど良く、探求のしがいも感じたのであった。なんなら今晩も行けるなこれ。
ちなみに、以前あひるねこ記者が行っているバーガーチェーンのポテトの重さ比較によると、グラム辺りの安さもサブウェイが1位のようである。コスパも良いなんて凄いなサブウェイのポテト!
そんなわけで、ホロライブデバイスの絶望飯の系譜だと思っていた水宮枢さんは、実はファストフードの女王だったのかもしれない。
私にとっては衝撃だった今回の件。でも、おそらく知ってる人にとってはずっと前から言うまでもないことなのだろう。そういう知識がポロッと聞けるのも雑談配信の魅力の1つかもしれない。自分だけでは踏み入らない領域に新たな出会いをくれてありがとう。これからも応援してます。おつすう~。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.