新店舗続々オープン「Workman Colors」は「#ワークマン女子」から何が変わった? 特徴を紹介
ワークマンのカジュアルウェア専門店「#ワークマン女子」は、店名から「女子」を外し、「Workman Colors」としてリニューアルしました。
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これにより、メンズカジュアルを強化し、レディースとメンズ商品の割合を1:1に調整。幅広い層が利用しやすい店舗へと進化しています。
今回はそんなWorkman Colorsの特徴などについて紹介します。
「#ワークマン女子」は「Workman Colors」へ
「Workman Colors」は2032年までに400店舗の展開を目指し、業界4位に躍進する計画です。
店名の「Colors」には「個性」や「特長」といった意味が込められています。従来の「#ワークマン女子」が持っていた女性限定のイメージを払拭し、「機能性」「ベーシックながら少し光るデザイン」「低価格」といったブランドの特徴をより明確に打ち出すために改名されました。
今までの「女子」店舗と比べ、さらにファミリー層や地方エリアを重視した展開へとシフト。また「ワークマン」「ワークマンプラス」は、職人向けの作業着ラインを強化し、それぞれのブランドの棲み分けをより明確にしていく方針です。
「Workman Colors」の特徴
レディースアイテムはトレンド性を強化し、短納期の商品も積極的に展開。メンズではベーシックアイテムを増やし、機能性と低価格を両立させた「快適な普段着」をラインナップしています。
「Workman Colors」はプライベートブランドで、専用タグが付いています。限定アイテムも増え、特別感のある商品が揃っています。
さらに、キッズ向け商品も取り扱い、家族で訪れやすい店舗設計に。地方エリアを中心に出店し、路面単独店舗も拡大中です。
【WorkmanColorsイオンモール土浦店】店内のディスプレイは男女比1対1ですが、性別問わず使えるアイテムも豊富です
実際の店内は?
Workman Colorsの店内は男女比1:1のディスプレイが特徴的ですが、性別を問わず使えるアイテムも豊富。じっくり店内を巡れば、便利なアイテムを発見できます。
「#ワークマン女子」のような可愛らしい雰囲気はなく、什器は白やグレーを基調としたシンプルなデザイン。店内の約半分をメンズ商品が占め、キッズ商品も10%程度取り扱っています。バッグや女性用肌着、シューズなどの品揃えも充実。
作業着専門店のような本格的なワークウェアは置いていないものの、カジュアル商品にも「撥水性」「防暖・防寒」「ポケット収納力」などワークマンならではの機能は健在。それでいて低価格を維持しているのが魅力です。
特に注目なのが、他社にはない価格帯のメンズ用「万能パンツ」(税込1,500円)。機能性とデザインを両立したアイテムとして人気を集めそうです。
「Workman Colors」の出店計画
関東の旗艦店である「Workman Colors 桜木町店」はショッピングモール内のテナント型ですが、地方ではモールの駐車場スペースに独立店舗を新築するなど地域に合わせた出店形態を採用。
2025年は2月から6月までに新規25店舗をオープン。その後は年間40店舗のペースで展開を進め、全国の大手アパレルブランドに引けを取らない成長を遂げる計画だそうです。
「Workman Colors」が近所にオープンしたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
■取材協力
Workman Colors コレットマーレ桜木町店
WorkmanColorsイオンモール土浦店
(ハピママ*/園浦 しゅう)