日野中央公園 不要な園芸用品を初回収 無償提供し、環境に配慮
港南区の日野中央公園(杉本三香所長)を管理する横浜緑地・アライグリーンパートナーズは現在、家庭等で不要になった鉢植えなどの園芸用品を回収する取り組みを初めて実施している。4月29日からのイベントで、新たな持ち主へ無償提供し、環境に優しいリユースの輪を広げる狙いだ。
横浜緑地・アライグリーンパートナーズが日野中央公園の指定管理を開始したのが2014年4月から。環境への配慮や地球に優しいSDGsへの取り組みを模索する中、園芸用品を新たな持ち主へ渡す「リユース・マルシェ」を発案した。
3月上旬からプラスチック製品を除く園芸用プランターや鉢、スコップ、移植ごてなどを募集し、4月16日付けで約200点が近隣住民から寄付された。肥料や土は引き取り対象外。4月27日(日)まで同公園レストハウスで受け付けている。時間は9時から17時。
29日から配布
同公園で4月29日(火)から5月11日(日)まで開催される手づくりバラ園フェスティバルでブースを設け、回収した園芸用品を欲しい人へ無償で提供する。杉本所長は「不要品をリサイクルする環境に優しい初めての取り組みです。是非、ご参加を」と地域に呼びかける。
バラ園フェスも
3回目となるバラ園フェスティバルは昨年より参加団体が増え、規模が大きくなる。「素敵なバラのフォトスポットにしたい」との思いからバラの種類を増やし約80種150株のバラを楽しむことが可能。期間中の土・日・祝には押し花アートや公園の花でハーバリウムなどのワークショップ(有料)やマルシェ(軽食、焼き菓子など)が登場する。イベントの詳細は同公園のホームページで確認することが可能。リユース・マルシェやイベント情報などの問合せは日野中央公園【電話】045・846・4489へ。