【船橋市】内海結麻さん(海神南小5年)が農林水産大臣賞!作品「なしの未来を明るくしたい」
船橋市立海神南小学校(寺田武央校長)5年の内海 結麻(うつみ ゆま)さんが、令和6年度「みんな大好き!日本のくだもの」作文・新聞コンクールで農林水産大臣賞を受賞。
3月半ば、同校で表彰状伝達式が行われました。
※文中の役職、学年は表彰状伝達式当時
大好きな梨への熱い思いをつづる
このコンクールは国産果実の消費拡大と食育を目的に、小学5、6年生を対象に実施している「くだもの食育副読本活用事業」において、日本園芸農業協同組合連合会が作文と新聞を全国から募集したものです。
結麻さんは、「地球温暖化から大好きな梨を守りたい」と思いをつづり、このたびの受賞となりました。
おいしい梨のためボランティア活動
千葉県名産の梨、特に幸水が大好きな結麻さんは、自分で図鑑やパソコンで調べ、「暖か過ぎる冬が開花の時期を早めたり、花を咲かせない梨を作る」など梨が実りにくくなっている現実を知ります。
一方で、台湾などで栽培される品種との交配で暑さに強い新種の開発が進められているという、明るい未来も学びました。
作文の最後は「梨の未来のために(私も)努力していきたい」と、力強く結ばれています。
全国の3159作品から最高賞に選ばれ、「びっくりしました。でも、うれしい。これからは積極的に梨のためにボランティア活動をします」と結麻さんは決意を語ります。
副賞が国産フルーツの詰め合わせと知り、最高の笑顔を見せてくれました。
(取材・執筆/マット)