【灯油価格】12月19日から約5円高くなる？“国の補助が縮小” 1月以降も値上げの見通し「困った」
寒さが本格化する中、気になるのが灯油の価格です。高止まりが続く中、政府の補助は、12月19日から縮小されていきます。灯油価格は今後、どうなっていくのでしょうか。
12月4日に発表された北海道の灯油の配達価格は1リットルあたり121.4円で、高止まりの状態が続いています。
原油価格の高騰で、2022年1月から政府の補助金によって価格が上昇しないよう抑えられてきましたが、この補助が12月から段階的に縮小されることが閣議決定されました。
石油情報センターによると、灯油価格は12月19日から約5円、さらに2025年1月16日からは約5円高くなる見通しです。
寒くなる時期、皆さんの家庭にも欠かせない灯油。
全国の灯油の平均価格をみてみると、オレンジが補助がない場合の価格。青が補助がある価格。
補助がないと非常に上げ下げが激しく、高いところで157.5円まで上がっていました。補助があると120円前後の値段を保っています。
12月19日以降の縮小によってどれだけ値段が変わるのか。
北海道内の灯油配達価格は12月4日時点では121.4円。しかし最初の縮小12月19日以降、約5円の値上げ。さらに1月16日以降、また縮小され5円値上げと130円台にも到達しそうな勢いです。
灯油に関しては第一次産業などでも使うので、これによって生産費などが上がり食品の値上げにもつながるかもしれません。灯油価格の値上げ、さまざまなところに影響が出てきそうです。
＊みんテレ12月4日OAのものです
（上記の情報は記事作成時点でのものです。
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