大磯町 災害時の相互協力で2社と協定 高齢者の移送や受け入れなどについて
大磯町(池田東一郎町長)は昨年12月27日、災害時における相互協力の協定を2社と締結した。
合同会社地域包括ケアステーション(平塚市四之宮)は大規模災害時に町内の福祉事業所に関する情報を収集するとともに、町と情報を共有し、要配慮者の移送などの必要性が生じた場合、受け入れ先とのコーディネートなどを行う。
介護事業所などを運営するエィチ・ビーアンドシー株式会社(東京都中央区)は、大規模災害時に地域包括支援センターと協力し、要配慮者の緊急受け入れや一次避難所から二次避難所への移送に協力するなどの支援を行う。
この日締結式で書類を交わした池田町長は「当町でも高齢化率が上昇していく中で、高齢者がもっと安心して暮らせるまちを目指していくためのツールとして期待しております」と話した。