【福岡市産のおいしい野菜をもっと知ってほしい!】福岡市が取り組む生産地とシェフ・バイヤーをつなぐ『アグリビジネスツアー』とは
みなさんは「福岡市産のお野菜」がたくさんあることをご存知でしょうか。
福岡市と言えば、都心と自然の近さが魅力の1つ。その豊かな自然を生かして、春菊、トマト、キャベツ、大根、白ネギなど、実は1年を通してさまざまな野菜が生産されています。また、生産地が福岡市街地から近いので、鮮度抜群、採れたての味を食卓に届けてくれています。
福岡市では、そんな「福岡市産のお野菜」の、農家の人たちの思い、あまり知られていない特徴や食べ方などを発信。その魅力をもっと知ってもらい、飲食店や市民の人に“選んでもらえる”野菜になる取り組みを進めています。
その一つとして昨年、生産地にシェフやバイヤーを招待し、生産者との対談・商談を行う『福岡市アグリビジネスツアー』がスタートしました。
2024年11月、福岡市早良区の「博多ブロッコリー」と「博多かぶ」の畑に集まったのは「ヒルトップリゾート福岡」(福岡市中央区)の各料理長と総支配人、そして福岡市に本社を置く「ピエトロ」の商品開発担当者さんたち。
緑が鮮やかで、寒さに耐えながら成長していく過程で栄養が閉じこめられ、おいしさと風味がぐんと増す「博多ブロッコリー」。辛味がなくてとても甘い「博多かぶ」。晴れ渡る青空のもと、山あいののどかな畑に、元気で瑞々しい野菜が育っています。
参加者たちは野菜の特徴や食べ方、今年の生育具合などを聞いた後、生の博多かぶを試食。するとあちこちから「おいしい!」「えぐみがまったくない!」と驚きの声が上がりました。
ピエトロメニュー開発室・友廣成美さん「天候に左右される苦労なども伺ったので、葉っぱや茎まで丸ごと使って開発したい」
ヒルトップリゾート福岡・石濱支配人「シェフたちと共に畑を見ながら農家さんの声を実際に聞いて、感謝して使わなければいけないと強く感じました」
現在、「ヒルトップリゾート福岡」と「ピエトロ」の一部店舗では、生産者の思いを受けて生み出されたメニューが提供されています。
詳しくはこちらの記事で。
「ピエトロ」https://kbc.co.jp/wish/article/40199/
「ヒルトップリゾート福岡」https://kbc.co.jp/wish/article/40201/