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【2025年最新】ライトアップ情報も! 京都在住ライターが厳選する「桜の名所」8選

きょうとくらす

画像:京都市上下水道局

少しずつ暖かい日も増えてきて、春の兆しを感じられるようになってきましたね。この時期、楽しみなのが“桜”! 神社仏閣や河川とのコントラストは風情たっぷりでインスタ映えもばっちり!

今回、京都在住のライターに「おすすめの桜スポットを教えて」とアンケートを取りました。その中から厳選した7カ所をご紹介します。

今年のお花見の参考にしてくださいね♡

1:淀川河川公園 背割堤地区【八幡市】

画像:淀川河川公園さくらであい館

木津川、宇治川、桂川の三川が合流する地点にほど近い桜の名所。桜のシーズンになると最寄駅の京阪本線・石清水八幡宮駅から人の流れができるほど賑わいます。

画像:淀川河川公園さくらであい館

木津川と宇治川の合流地点となる淀川河川公園背割堤地区では、約1.4km、約220本のソメイヨシノによる桜のトンネルが続きます。淀川河川公園背割堤地区向かいには、三川合流エリアのランドマークとなる『淀川三川合流域 さくらであい館』 があり、展望塔、地上約25mの高さから桜並木を一望することも。

画像:きょうとくらす編集部

2025年3月22日(土)から4月12日(土)のうち桜が見頃となる7日間程度は『令和7年 背割堤さくらまつり』を開催。

淀川三川エリアから選りすぐりの美味しいもの、地域の特産品などが集結する『さくらマルシェ』など、楽しいイベントも開催されます。

【詳細情報】
淀川河川公園背割堤地区・淀川三川合流域 さくらであい館
住所:京都府八幡市八幡在応寺

令和7年 背割堤さくらまつり
開催期間:2025年3月22日(土)~4月12日(土)のうち桜が見頃となる7日間
開催時間:9:00~17:00【さくらであい館展望塔】9:00~16:30 ※受付16:20まで
入場料(運営協力金):100円 ※6歳未満無料
※詳細は淀川河川公園の公式ホームページにて発表予定

2:平野神社【京都市北区】

画像:平野神社

境内に約60種400本の桜を有する『平野神社』。社格は最も高い“上七社”の一社で、伊勢神宮や石清水八幡宮、伏見稲荷大社などと同格です。

画像:平野神社

見頃になると、境内一面に鮮やかに咲き誇った桜を見ようと全国から参拝客が集まります。珍種も多いので、1本1本見て回ると自然と時間が流れますよ。品種の多さから見頃も長く、例年3月中旬頃から4月下旬まで楽しめます。

画像:平野神社

ライトアップも実施され、江戸時代から庶民にも愛され続けてきた『平野の夜桜』は、古くから京都を代表する花見の名所です。2025年3月22日(土)~4月13日(日)の間は、『桜苑』も特別に設置されているので、より美しい桜を見たい方にはおすすめですよ。
※桜苑へは別途入苑料が必要

【詳細情報】
平野神社
住所:京都府京都市北区平野宮本町1
拝観時間:6:00~17:00
拝観料:無料

平野神社のさくらまつり
実施期間:2024年3月22日(土)~4月13日(日)
実施時間:9:00~21:00
入苑料:500円

3:けいはんな記念公園【相楽郡精華町】

画像:けいはんな記念公園

相楽郡精華町にある『けいはんな記念公園』には、約300本の桜が咲き誇ります。敷地面積は、約24.1ヘクタールと、なんと京セラドーム大阪の約18個分! 遊具や広場、小川もあるので子どもとのピクニックにもおすすめです。芝生広場にはソメイヨシノが多く、早咲きのヨウコウなどもありますよ。

画像:けいはんな記念公園

有料のエリアの『水景園』は池泉回遊式の庭園で散策にぴったり。ソメイヨシノやヤマザクラを眺めながらゆっくりとまわって、園内の美しい景色を楽しんでくださいね。例年の見頃は3月下旬~4月初旬頃といわれています。

画像:けいはんな記念公園

2025年3月29日(土)には、『夜桜まつり』が開催。芝生広場の桜の一部が提灯で優しく照らされます。お弁当やピザ、和菓子にクラフトビールなど多数出店予定! また、ピアニストやシンガーソングライターが登場する夜桜音楽ライブも実施されます。

【詳細情報】
けいはんな記念公園
住所:京都府相楽郡精華町精華台6-1
開園時間:【水景園】9:00〜17:00(入園は16:30まで)
料金:【水景園】一般200円・小中学生100円 ※2025年4月1日より料金改定

夜桜まつり
実施期間:2025年3月29日(土)
実施時間:17:00~20:30
※入場無料
※雨天延期の場合は、翌30日に実施予定

4:建勲神社【京都市北区】

画像:建勲神社

織田信長公を御祭神とし、刀剣にゆかりのある神社としても有名な“けんくんさん”こと『建勲神社』。専用駐車場はなく、船岡山山頂にあるため、鳥居をくぐり階段を上がって本堂を目指します。

画像:建勲神社

『建勲神社』には20品種を超える桜が植えられています。例年、早咲きの河津桜は2月下旬頃から咲き始め、4月下旬には関山、普賢象などのいわゆる牡丹桜まで長期間にわたって花見を楽しめますよ。

画像:建勲神社

桜の開花時期は京都市内は観光客で非常に混雑しますが、『建勲神社』は比較的混雑を避けて拝観できるのも魅力。境内からは京都市街地を一望できる絶景も楽しみのひとつです。

【詳細情報】
建勲神社
住所:京都府京都市北区紫野北舟岡町49
参拝時間:自由参拝
参拝料:無料

5:伏見十石舟【京都市伏見区】

画像:きょうとくらす編集部

京都市伏見区の酒蔵が立ち並ぶ風情たっぷりのエリアで、かつての水運を再現するかのように運行している遊覧船『伏見十石舟』も楽しめます。所要時間は往復で約55分ほどで、春には川沿いに咲き誇ったソメイヨシノなどをゆったりと満喫できます。

画像:伏見観光協会

満開時に美しいのはもちろん、散り始めの時期も水面に桜が浮かんだ幻想的な光景を眺めることができますよ♡

画像:伏見観光協会

例年の見頃は3月下旬から4月初旬。『伏見十石舟』は、伏見観光協会の公式サイトから事前予約が可能です。土日祝や桜の満開時は混雑が予想されるので、事前予約がおすすめですよ◎

2025年4月6日(日)には、第19回桃山語り部の道『桜まつり』が開催予定で、桜の水辺に飲食店が多数出店したり、先着で振舞い酒が提供されたりしますよ♡

【詳細情報】
伏見十石舟
乗船場:京都府京都市伏見区本材木町 月桂冠大倉記念館裏 河川沿い
運航期間:2025年3月20日(木・祝)~12月7日(日) ※ただし8月は月曜を除く1日〜11日のみ運航
運休日:毎週月曜日(※祝日を除く ※4・5・10・11月は月曜日も運航)
料金:中学生以上 1,900円/小学生以下 900円
運航コース:乗船場 発→三栖閘門下船(見学)→乗船→乗船場 着

6:醍醐寺【京都市伏見区】

画像:醍醐寺

京都の桜の名所といえば外せないのが、『日本のさくら名所100選』にも選ばれている『醍醐寺』。1994年に『古都京都の文化財』として世界文化遺産にも登録されました。古くから「花の醍醐」と呼ばれており、しだれ桜やソメイヨシノ、山桜、八重桜など多くの桜が咲き誇るため、比較的長期間にわたって桜を楽しめます。

画像:醍醐寺

豊臣秀吉が醍醐寺境内に700本の桜を植え、盛大な宴『醍醐の花見』が開かれたことでも有名で、その花見には1,300人余りが参加したといわれています。

これにならって秀吉らに扮した時代装束の行列が境内を練り歩く『豊太閤花見行列』が例年行われ、2025年は4月13日(日)の開催が予定されています。

画像:醍醐寺

桜の時期は行事も多く、2025年4月1日(火)には『桜会中日 柴燈護摩法要』が行われます。醍醐寺や周辺には駐車場が少なく道路が狭いので、公共交通機関の利用がおすすめですよ。

【詳細情報】
醍醐寺
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観時間:【下醍醐】9:00~17:00 ※16:30受付終了【上醍醐入山】9:00~15:00
三宝院・伽藍・霊宝館拝観料:【通常期】3カ所券 大人1,500円・中高生1,000円/2カ所券 大人1,000円・中高生700円/1カ所券 大人600円・中高生400円
【春期・2025年3月20日(木・祝)~4月20日(日)】3カ所券 大人1,800円・中高生1,300円/1カ所券 大人800円・中高生600円
三宝院特別拝観:中学生以上500円
※上醍醐入山無料
※小学生以下無料

醍醐寺「桜会」
実施期間:2025年3月15日(土)~4月15日(火)
3月15日(土)桜会関白 大般若転読法要
4月1日(火)桜会中日 柴燈護摩法要
4月13日(日) 豊太閤花見行列
4月15日(火) 桜会結願 恵印三昧耶法要

7:びわ湖疏水船・蹴上インクライン

画像:京都市上下水道局

京都と大津を繋ぐ『琵琶湖疏水』。2025年3月27日(木)から、びわ湖疏水船の春シーズン運航も始まります。『びわ湖疏水船』の公式サイトにて乗船予約を受付中です。

画像:京都市上下水道局

びわ湖疏水船は、蹴上〜びわ湖・大津港、蹴上〜三井寺など各種運航コースがあります。疏水沿いの桜並木を堪能できるこの時期は格別です。

画像:京都市上下水道局

また、蹴上駅から徒歩3分ほどの場所にある『蹴上インクライン』も同時に訪れたいスポット。疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結んだ全長約582mの傾斜鉄道で、春になるとソメイヨシノを中心にレールの両側に桜が咲き乱れます。

【詳細情報】
びわ湖疏水船
場所:蹴上~三井寺~びわ湖・大津港
春の運航期間:2025年3月27日(木)~6月8日(日) ※ただし運休日あり
※運航コースや料金は公式サイトよりご確認ください

蹴上インクライン
住所:京都府京都市東山区東小物座町

仁和寺【京都市右京区】

画像:仁和寺

888年に創建されかつて門跡寺院として栄えた『仁和寺』。江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠まれてきた『御室桜』で有名です。大正13年には国の名勝に指定されています。

画像:仁和寺

御室桜は樹高が低いため、桜を背景にした写真も撮りやすく、間近で楽しめるのが嬉しいポイント。

画像:仁和寺

京都三大門の一つ・二王門や国宝・金堂をはじめ、重要文化財も多く、桜以外の見どころも豊富です。

【詳細情報】
仁和寺
住所:京都府京都市右京区御室大内33
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:【仁和寺御所庭園】大人 800円/高校生以下 無料【御室花まつり 特別入山料】大人 500円 ※15名以上の場合は1人あたり450円/高校生以下 無料

御室花まつり
開催期間:2025年3月22日(土)〜5月6日(火・祝)
拝観時間:8:30~17:30

文/きょうとくらす編集部

【画像・参考】
※文中の価格はすべて税込みです。
※例年の桜の見頃を元に制作しています。2025年最新の見頃情報は各施設HPなどもあわせてご確認ください。

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