「下校中ケガした友達を助けてくれた見知らぬ女性。数年後、驚きの再会を果たしたけれど...」(岡山県・40代女性)
岡山県在住の40代女性・Iさんは中学生時代、自転車で通学していた。
ある日の下校時のこと。一緒に帰っていた友人が転んでしまい、行くことも戻ることもできない状況に。
そこへ見知らぬ女性が近付いてきて......。
<Iさんからのおたより>
中学生の時、自転車通学をしていました。
その日は友達数人と一緒に帰宅していたのですが、中学校を出て少し走った所で、友達の一人が転倒。膝を擦りむき、出血してしまったのです。
学校に戻るにはそこそこ距離があったので、私たちはどうしたらいいかわからなくて......。
見知らぬ女性が近付いてきて...
すると、一人の女性が近付いてきて、「とにかく消毒しなさい」と言って私が持っていたハンカチを濡らしてきてくれました。
その後、消毒を済ませ、ハンカチも洗ってもらった私たちは、お礼を言って帰宅することに。
数年経ってから、その女性が父親の同級生で、あの場所の近くで喫茶店をしていることを知りました。とにかく驚いたのを覚えています。
改めてお礼を言うと、その女性はニコニコしながら「そんなことあったかなぁ」と言っていました。
覚えているけれど、照れ隠しで誤魔化されたのだと思っています。
お店は随分前に止められたので、会うこともなくなりましたが、のであの時は本当にありがとうございました
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)