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【三浦 イベントレポ】MIURA FUN BEACH 三浦海岸 - WAKU-WAKU 海開きオープニングイベントDay1

湘南人

三浦市とニッポン放送が協働でプロデュースする『MIURA FUN BEACH 三浦海岸』の「WAKU-WAKU 海開きオープニングイベント」が、2025年7月12日(土)・13日(日)の2日間、同海岸で開催されました。

ライブやpodcast番組の公開収録、自然を活かしたアートや三浦の恵みを頂くFUNダイニング、ビーチスポーツ、夕暮れどきのライティングイベント「うみあかり×世界のスパークリングワイン」など、魅力溢れる様々なイベントが観覧無料、入退場自由で繰り広げられた「WAKU-WAKU海開きオープニングイベント」1日目の模様をご紹介します。

Day1、海開き安全祈願と熱気溢れるスピーチから

関係者約100人が出席のもと、海開き安全祈願の神事と、関係者の方々から三浦海岸海水浴場開設を祝うご挨拶がありました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

三浦市の出口嘉一市長による「三浦海岸の海水浴を安心安全に、これまでとは違う新しい三浦海岸の夏を様々なイベントを通じて楽しんでください」との挨拶に始まり、

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

京浜急行電鉄の杉山勲取締役 常務執行役員から「京急の赤い電車と三浦海岸海水浴場は神奈川の夏の風物詩」とのお話があり、かつて京急沿線に住んでいた筆者は、当時の賑わいと盛り上がりを鮮明に思い出しました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

三浦市から三浦海岸海水浴場賑わい創出企画運営業務を委託されたニッポン放送の檜原麻希社長からは、50年ぶりのニッポン放送と京急の夏の三浦海岸コラボ企画列車「50年前がよみがえる!京急の貸切列車で行くラジオビーチ!」のエピソードや、海の家がない中で、災害に強いエコな海水浴場創出の工夫などのお話がありました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸撮影:(平舘 平)

三浦市観光協会の太田芳孝会長からは「今年の三浦は熱くなります!」と熱気溢れる宣言が。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

今回2年ぶりに海水浴場開設が実現した『MIURA FUN BEACH 三浦海岸』は、かつての賑わい溢れる三浦海岸に回帰し、さらに三浦の魅力を広く発信し盛り上げていこうという関係者皆さんの情熱と意気込みを強く感じました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

セレモニー最後には、アーティスト・渡辺明日香さんによる「MIURA FUN BEACH」ロゴのビジュアルアートに出口三浦市長、ニッポン放送檜原社長、三浦市観光協会太田会長がそれそれ一筆ずつ加え、2年ぶりの海開きを迎えた新しい三浦海岸を象徴するアイコンが見事に完成しました。

一期一会の即興リズム「el tempo」、圧巻のステージ

海水浴場中央に位置する大型テントでの海開きにまつわる一連のセレモニーの後は、「MIURA FUN BEACH」ステージへ。

ひと夏を通じ音楽やダンス、アート等さまざまなイベントの開催が予定されているこのステージのオープニングを飾るのは、ミュージシャンの他、女優やモデルとしても活躍するアーティスト、シシド・カフカが主宰する、ドラム/パーカッション集団「el tempo(エル・テンポ)」。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

アルゼンチンはブエノスアイレスのドラマー・パーカッション奏者サンティアゴ・バスケスが考案した100種類以上のハンド・サインに合わせて即興で奏でられるその演奏はまさに変幻自在。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

シシド・カフカのしなやかなでシャープ、変幻自在な手の動きに合わせて、国内有数のドラマーやパーカッショニストたちが緩急・強弱をつけたリズムを奏で、曲を構成していきます。

演奏中に客席から聞こえたスマホのアラーム音を拾って即興でリズムを作りだしたり、シシド・カフカが観客にリクエストした手拍子から、ハンド・サインで厚みのあるリズムに昇華させていったり。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

オーディエンスやその場の空気も巻き込みながら、ステージと客席を一体化させていく、まさにこの日この場所でしか体感できないライブならではの見事なパフォーマンスでした。

フラと笑顔で三浦海岸夏の始まり

続いては地元三浦海岸駅前のフラダンス教室「Ka Lei Makamae」メンバーによる優雅で可憐なフラのパフォーマンスが行われました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

太陽も高くなり一日の中でも最も気温の上がってきた時間帯、子供から大人まで幅広い年齢層が代わる代わるステージを彩る表情豊かなパフォーマンスは目にも鮮やか。

ホノルルと友好都市でもある三浦海岸からハワイへとワープしたような、ゆったりとしたひと時になりました。

「ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団」初の公開生収録

午後4時からは、ニッポン放送ポッドキャスト番組「ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団」初の公開収録が行われました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

リスナーにとって、いつも音声でしか楽しめない番組を生で観覧できるということが、まずめったに体験できない企画でそれだけでも嬉しい限りですが、番組オリジナルステッカーなど、足を運んだリスナーにはさらに嬉しいプレゼントもありました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

開始前から熱心なリスナーの方々で会場が埋まり、ランジャタイと会場のリスナーの方々のやりとりも楽しい当日の模様はradiko「ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団」などで聴くことができます。

怪談といえば「島田秀平とオカルトさん!」、公開収録

続いて同じくニッポン放送ポッドキャスト番組、夏といえば怪談、怪談といえば「島田秀平とオカルトさん!」、その公開収録です。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

筆者がお話を伺った来場者の方は、三浦でみかんやブルーベリーなどの農園を営んでいらっしゃる女性とそのお嬢さんでした。

農作業中はワイヤレスイヤホンを耳につけてのラジオが欠かせない、ラジオのヘビーリスナーとのこと。

母娘共に「オカルトさん!」の大ファンで、配信開始の頃から毎週欠かさず聴かれているそうです。いつも聴いている「オカルトさん!」が生でみれたとお嬢さんと一緒に感激されていました。

この日は呪物コレクターの田中俊行氏を招き、

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

収録途中では客席まで足を踏み入れての公開収録ならではの一コマも。

現地にいらっしゃった皆さんにはきっと忘れられない夏の思い出になったことと思います。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

radiko「島田秀平とオカルトさん!」から当日の模様を聴くことができます。

小町うみアコースティックライブ

日も傾きかけたマジックアワー、「WAKU-WAKU海開きオープニングイベント」の初日フィナーレは、湘南出身のシンガーソングライター小町うみによるアコースティックライブが飾りました。

サポートギターと二人編成で奏でられる楽曲は、誰もが知るカバー曲を含め、「うみ」というアーティストネームそのままにビーチで聴くのにピッタリ。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平舘 平)

朝からあわただしくイベントの続いた三浦海岸の一日の終わりをしっとりと染め、心をほぐしてくれるような至福のリラックス空間を提供してくれました。

うみあかりwith世界のスパークリングワイン

夕暮れタイムからは、ライティングイベントのうみあかりと世界10ヵ国、18種類のスパークリングワインが楽しめるコラボレーションイベント「うみあかりwith世界のスパークリングワイン supported by mottox」もキッチンカーエリアで行われていました。

スパークリングワインは開栓すると泡が抜け始めるため、普段お店ではなかなかこれだけの種類をグラスで飲み比べすることはできません。

それが世界中の18種類のスパークリングワインを税込600円からと、お手頃な価格で楽しめるのは、ワインの輸入商社mottoxの協力があるからだそうです。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸

フランスやイタリアといったワイン生産で有名な国はもちろん、ギリシャやポルトガルといった日本にはあまり輸入されていない珍しいスパークリングも。

海をバックにフォトジェニックな写真が撮れそうなクリアブルーのフランス産スパークリングワインもありました。

さらに「三浦カスタム」をオーダーすると、お好みのスパークリングワインに300円追加で三浦の味をカクテルで楽しむこともできます。

「三浦ミモザ」は、ザ・作兵衛フルーツガーデン謹製、100%ストレート無添加三浦みかんジュースを使っているそうで華やかでコクのある味と香りを楽しみました。

「三浦スイカ・ロワイヤル」は、みうら野菜高梨農園謹製、夏の果物の王様スイカのシロップを使っており、ひとくち口にすると力強い三浦の大地が育んだ濃いスイカの味と爽快感が身体を駆け巡りました。

それぞれの個性が際立つ、三浦を味わえるカクテルは飲む価値大です。

2025年8月30日(土)、31日(日)にも「うみあかりwith世界のスパークリングワイン」フィナーレイベントが午後12時から午後8時まで時間を拡大して開催されるそうです。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)

世界10ヵ国、18種類のスパークリングワインをグラスで試せる滅多にない機会ですので、ぜひ色々飲み比べられてみてください。

『MIURA FUN BEACH三浦海岸』誕生秘話

京急品川駅から快特に乗車して約70分、三浦海岸駅から徒歩5分とアクセスも良いことから、ピーク時はひと夏で100万人以上もの海水浴客が訪れた三浦海岸海水浴場。

しかし、コロナ禍を経た2023年には来場者が約8万人までに減少、2024年は海の家の出店希望がなく海水浴場が開設されませんでした。

そこで、これまで民間が担ってきた三浦海岸海水浴場の運営を、2025年は三浦市主導のもとニッポン放送が企画運営を行う『MIURA FUN BEACH三浦海岸』として、新しい形で開設されることになりました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)

RE:BORN!"みんなが楽しい"三浦海岸

2年ぶりに開設された『MIURA FUN BEACH 三浦海岸』には、海の家に代わる様々な工夫や仕掛けがありました。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)

ニッポン放送は、かつて三浦海岸で海の家「夏小屋」を共同運営しており、もともと三浦海岸と繋がりがあります。

蓄積された知見と経験値をベースにフードトラックや、

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)

テントで地元・三浦の食材を使ったメニューを提供する「FUNダイニング」、

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)

海の家に代わって強い日差しから海水浴客を守るため、関東のビーチ初上陸となる南アフリカ発祥の全天候型ストレッチテントを設置するなど、

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)

より三浦海岸を楽しめる、新しい海水浴場へと進化させました。

このストレッチテントは折り畳み式のため、災害時に強いという特徴があるそうです。

真昼は強い日差しから日陰とやすらぎをもたらし、日が暮れるとライトアップで幻想的なムードを醸し出します。

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)

関東のビーチ初導入のストレッチテントは一見の価値あり、SNS映えする写真を撮れること請け合いです。

「MIURA FUN BEACH」ロゴ入りTシャツやマフラータオルなど、三浦海岸気分をさらに盛り上げる、記念になるロゴ入りアイテムも販売されていました。

こちらの公式グッズは準備が整い次第、MIURA FUN BEACH三浦海岸公式サイトでも販売されるそうです。詳しくは公式サイトやSNSをご確認ください。

ゆっくりした時間の流れる三浦海岸で、様々な新しい工夫を取り込んだビーチステイを思い思いに楽しめる『MIURA FUN BEACH三浦海岸』。

自分らしい過ごし方をぜひ見つけてみてください。

2日目のレポートはこちら

画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:平館 平)

WAKU-WAKU海開きオープニングイベント

開催期間

2025年7月12日(土)〜7月13日(日)

開催場所

会場名 三浦海岸海水浴場
住所:神奈川県三浦市南下浦町上宮田

駐車場:あり

主催

三浦市

運営協力

(一社)三浦市観光協会/ 株式会社ニッポン放送

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