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厳寒期の北海道ロックフィッシュゲームで【46cm頭に良型アイナメ3尾】キャッチ

TSURINEWS

46cmアイナメキャッチ(提供:TSURINEWSライター久末大二郎)

アイナメのオフシーズンと言われる厳寒期。この時期は産卵が終わり深場へと移動する個体が多く、オカッパリからは厳しい状況。しかしなんとかアイナメの顔を拝みたい私。そこで思いついた事が「そうだ!室蘭沖堤防に行けばアイナメに出会える可能性高いじゃないか!!」という事でした(笑)果たしてロックゲーム2年目のペーペーの私がオフシーズンにビックサイズのアイナメに出会えるのでしょうか?

単独で室蘭沖堤防へ釣行

昨年2023年秋のハイシーズンに、釣り仲間のアテンドで一度行った事がある室蘭沖堤防。今回はソロ釣行になる為、事前情報等を調べて計画を練りました。

室蘭沖堤防へのアクセス

自宅のある札幌市から国道36号線を経由して、室蘭市の(株)スターマリン つりぶねやへ向かいました。道路状況にもよりますが、3時間半前後あれば札幌市からアクセス可能です。

沖堤防向けのタックル&リグ

沖堤防の経験がある釣り仲間に聞くと、タックルのスペックにもよるけど、沖堤防は水深もあり潮も早い為個々のタックルのスペックにもよりますが、大体18g~40gまでのシンカーがあれば対応できると思うとの事。

ロックゲームのタックル(作図:TSURINEWSライター久末大二郎)

タックル

私は7ft9inchのMクラスのスピニングロッドと、9ftのMHクラスのスピニングロッド2本で普段から釣行していますが、沖堤防の水深と潮の速さに、普段使っているタックルでも対応できました。ただ、10g~40gくらいまで対応できるMHクラスの専用ベイトタックルがあれば、より対応しやすいだろうなとも感じました。

当日使用したタックル(提供:TSURINEWSライター久末大二郎)

当日のスケジュール

12~2月は(集合6:30/お迎え12:00)との事。若干余裕を持って2時に起床し、2時50分に出発しました。しかし……道路が夜中で空いていた為、集合時間の30分前に到着して一番乗りで到着しました。ちなみに、乗船前に仕掛けを作ったた方が、堤防に渡された後すぐに釣りがスタートできていいかと思います。

沖堤でロックゲーム(提供:TSURINEWSライター久末大二郎)

釣りスタートも無反応

渡船後、朝イチ6時半の状況として、気温は-2度。風速は3mほどで風が強いことでも有名な室蘭エリアではそこまで釣りがしにくい状況ではなかったです。朝イチの作戦としては、状況がわからないのでとりあえずパドチューにビフテキの17.5gをセットして壁際・ケーソンの上などをリーリングでサーチすることに。

大体最初はパドチューのリーリングでサーチするのが私のパターンです(笑)しかし、全く反応がない……。ポテンシャルが高い室蘭沖堤防と言えど2月。渋いのは承知の上。しかもスタックしまくって前半でシンカーもロストしてしまう……。そこは私の技術不足もありますが、テンポよくランガンできずリズムも悪く嫌な予感……。

45cmアイナメがヒット

ここで作戦変更!少しだけボリュームを出して甲殻類を捕食している個体はいないか?と思い、バグアンツ3のハーミットグラブに17.5gのビフテキリグをセット。

45cmアイナメゲット(提供:TSURINEWSライター久末大二郎)

リグを変えてランガンして探って、スタックしたリグを外したハングオフのリアクションで「ゴン!」といいバイトがありフッキング!45cmのいい個体をキャッチしました。

釣れてる人に教えを乞う

1匹目を釣ってから約2時間経過。色々試すもバイトすらなく時間が過ぎていき、流石にこの一匹だけじゃまずいなと思っていました。少し陽がてってきて気温もプラスに。風の状況は変わらず。アイナメは陽が照ってきたタイミングで時合いが来ることもあるので、時合いを掴むまで手を変え品を変え色々試していました。

すると近くで何本も連発してる方がおり、思い切って使っているワームやカラー。ヒットした場所・距離等を思い切って聞いてみようと思いその人の近くへ。ヒットがあるのは大体近距離。ワームはグリーン系のチャートを使用して連発されているとの事。私が持っている同系色のワームはノリーズのレディーフィッシュのステインアユ。

46cmアイナメを追加

リグは21gのビフテキリグをセットし、手前のケーソン・敷石周りを丁寧にリーリングしていると思いっきり引っ手繰る金属的なバイト!慎重にファイトし46cmの元気な個体をキャッチしました!

46cmアイナメ手中(提供:TSURINEWSライター久末大二郎)

遠投でフラット地形を狙う

試行錯誤してキャッチした2尾の良型のアイナメ。この時点で結構納得いく釣りが出来ており、後半は今年から導入した遠投の釣り(ロングスピン釣法)で魚をキャッチするイメージを作りたくてタックルをチェンジ。

90MHのスピニングロッド、ノリーズのレディーフィッシュのステインアユに35gのビフテキリグをセットして追い風に乗せて遠投。遠投先はフラットで障害物はない地形。「季節的にもあまり回遊していなさそうだなぁ」と思い、ケーソン敷石とフラットになる境目に居着いてる個体を狙って遠投するも反応なし。

他のコースにも遠投して探るも反応が鈍く、元のタックルに戻そうかと検討していたところ、リーリング中に思いっきり引っ手繰るバイト!すかさずフッキング!アイナメ特有の首を振るような強い引き!なかなか浮いてこないし、重量感もバツグンの今日イチの引き!

36cmアイナメヒット(提供:TSURINEWSライター久末大二郎)

これは50cmUPの大台に乗ったのでは?と内心思いながら慎重にランディング。体高もありコンディション抜群の個体だったが、大台には届かず46cmでした。

2月なのに好活性で、早めのリーリングでフラットエリアで回遊していた個体をキャッチできたので「こういうこともあるんだな」と、勉強になった1尾でした。

初のソロ釣行は大満足

初のソロ沖堤防。ハングオフのリアクションで釣れる時はこんな感じなんだという事や、周囲の状況を見てワームをセレクトしたり、トレースするコースを変えたりして創意工夫してキャッチ出来たり、遠投の釣りを試して魚をキャッチする事ができたりと、大変成果のある釣行でした。しかしながら、根掛かりでロストすることも多く、テンポよくランガンできなかったのは大きな課題でした。

室蘭の海(提供:TSURINEWSライター久末大二郎)

ロックフィッシュはどうしても根を攻める釣りになるので、多少のロストは避けられないとは思いますが、有識者の方にコツを聞いたりYouTubeを見て研究するなりして、対策を考える必要がるなと感じました。

皆さまにより良い記事を提供できるように、また精進したいと思います。

<久末大二郎/TSURINEWSライター>

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