夏休みに親子でLTアジ釣りに挑戦【神奈川・進丸】アジ、サバ、カサゴと大漁満喫
夏休みの自由研究にアジ釣りを選択した小学5年の孫と、7月9日（火）に東京湾・横浜金沢八景漁港の進丸の午前LTアジ船に釣行した。アジやカサゴを狙ったコマセ釣りで、子供たちも初めての大物に大喜び。船上では観察学習も交え、巡洋艦や潜水艦に大興奮。釣果はアジやサバ、カサゴなど、豊かな東京湾の恵みを存分に味わった。
進丸に乗ってLTアジ釣行
7時30分、9人を乗せて桟橋を離れる。川島船長の操船で、航程20分ほどの小柴沖へ向かう。
快晴だが、南西風が猛暑を和らげ心地いい。水深20mで開始の合図。タックルは別図参照。
コマセ釣りの基本動作
コマセをビシに8分目ほど入れて投入。着底したらイトフケを取り、底から1.5mでコマセを2、3回振り出す。さらに50cm上げたタナでアタリを待つ。
反応がなければ、同じ動作を3回1セットでコマセを詰め替える。
船中ヒットが続く
数分後、右舷で20cmオーバーが顔を出した。続けて左舷大ドモで中型。そして、私たちにもアタリがきて孫の丈がリーリング、23cmアジと20cmカサゴの一荷を抜き上げ、笑顔が朝日に輝く。
サバとアジの入れ食い状態
右舷大ドモでは、40cm級マサバ。左舷大ドモでは30cm級の本命と、コマセが効き始めると船中でアタリが続き、25cm級の一荷もあり入れ食い状態。
この日は12時57分が干潮の中潮。好調にアタリは続くが、このころから風が強まると、私の麦わら帽子が飛ばされてしまう。潮流も速く、釣りづらくなったので風裏へ。
船上での自由研究
移動中、「大砲がついてるよ」と巡洋艦や保安庁の巡視船を目の前に、「これも自由研究に入れる」と興奮気味。横須賀港にはメキシコ海軍の練習帆船。自衛隊の潜水艦や米軍の補給艦に遭遇。
風裏になる海洋研究開発機構沖へ。「夏島地区の学習もしているよ」と、着岸している「かいめい」と「新春丸」を観察。
強風が幸いし、自由研究ネタが増えて喜んでいるが、このポイントではアタリがなく再移動。
最終釣果
数カ所目で待望のアタリが出て、22～23cmクラスが上がりだす。ぽつぽつと上がったが、後半失速気味で、11時に帰港となった。
船中釣果は、18～30cm5～25尾。私たちは14尾。短時間の釣りを楽しみ、このようなロケーションを見られるのも東京湾ならでは。親子で夏休みの思い出作りにお勧め。
＜週刊つりニュース関東版APC・野田栄／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年7月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。