【新館は淡水魚!】播磨の身近な生き物たちが勢ぞろい!大人も子供も楽しい『姫路市立水族館』訪問レポ 姫路市
今回取材に伺ったのは、播磨地方で見られる様々な生き物たちを中心に展示を行っている『姫路市立水族館』(姫路市)。身近な生き物たちをじっくり観察できる、施設の魅力を探ってきました♪
同館は山陽電鉄・手柄駅から歩いておよそ10分の『手柄山平和公園』内にあります。初めてだったためどこから入ればいいのか迷ったのですが、「山陽中学校」の向かいにある立体駐車場3階から入館しました。
施設は本館・新館・屋上ビオトープの3館に分かれており、施設入口は新館1階にあります。
まずは新館から見学。入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、生き物…ではなくなんと「姫路モノレール」のモニュメント!
かつて姫路市には市営のモノレールがあり、隣接する『手柄山交流ステーション』ではモノレールの歴史に関する展示も楽しむことができます。水族館を見た後、全く違った展示を見ることができるのはなんだかお得感がありますね♪
新館では主に、播磨地方で見られる淡水魚などを展示。「田んぼ・ため池」のコーナーでは、リアルに再現された水槽の中で生き物たちの観察を楽しめるほか、カエルの鳴き声も♪
さらに「淡水の生き物 中流」のコーナーは水位が変化し、アユが遡上する様子を観察することが可能なのだとか。自然に近い工夫がなされた展示は多いですが、こうした様子を見るのは初めて!
水位は1時間に1回ほど低くなるようなので、タイミングを合わせて観察を行いたいですね。
続いて2階へ向かうと、海外から来た魚やケヅメリクガメのリクちゃんなどを見ることができます(リクちゃんは午後1時半に「お食事タイム」があるそう)。
また播磨地方の両生類や爬虫類のほか、水族館では珍しい「水生昆虫」なども展示されており、取材時にはたつの市で発見されたという「全身が赤いアカハライモリ」も見ることができましたよ♪
そのほか生態が細かく書かれた説明書きや、希少淡水魚の現状に関するパネル展示なども。地元で見られる生き物について、学びをより深めることができそうです。
ここまでもかなり見ごたえがありましたが、施設はまだまだ見ごたえたっぷり♡本館はペンギンやウミガメなどといった、さらに人気の生き物たちが勢ぞろいとなっています。
場所
姫路市立水族館
(姫路市西延末440 手柄山中央公園内)
時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料
大人 600円
小・中学生 250円
定休日
火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から翌年1月1日