【神】「びっくりドンキーのモーニング」の“最適解”はコレだった…!! 2度楽しめる至福メニューを発見(正直レビュー)
びっくりドンキーのモーニングのすばらしさについては、これまで何度も紹介してきたつもりだ。
しかし…まだ甘かった。完全に個人の意見にはなるが、びくドンモーニングの最適解をついに見つけてしまったのだ。
今回はその感動をお伝えしたいと思う。
びっくりドンキーのモーニング、今回実食するのは
びっくりドンキーのモーニングは、300円台の卵かけご飯から1,000円超えのバーグディッシュシリーズまで幅広い。
今回ご紹介するのは、以前も一度実食してホテルの朝食レベルの内容に感激した「ドンキースペシャルブレックファスト」(税込990円。店舗によって変動の可能性あり)だ。
充実のモーニングメニュー。
このモーニングは大きなワンプレートで提供される。皿の上には、トースト、サラダ、ベーコン、ソーセージ、ポテトサラダなどが所狭しと盛り付けられているのだが、大きな特徴が2つある。
ひとつは「卵」の調理法を、目玉焼きとスクランブルエッグから選べること。
そしてもうひとつは、モーニングの要である「トースト」を3種類から選べる点だ。
選べるのはシンプルなプレーントースト。上にポテサラをのっけて焼いたポテサラトースト。そして最後のひとつが、今回紹介するこのメニューだ。
モーニングに“イチゴホイップトースト”が最高な理由
それは、「イチゴホイップトースト」。
その名の通りイチゴホイップトーストは、トーストの上にたっぷりのホイップクリームとイチゴジャムを乗せたトーストだ。ドンキースペシャルブレックファストでは、厚切りのものが2切れ提供される。
気になるのはその“たっぷり”のレベルだが、まるでお堀のようにホイップクリームが厚切りトーストの外周を囲み、その中にイチゴジャムがお堀を満たす池のようにたくわえられている。つまり誇張ではなく、しっかり“たっぷり”なのだ。
ここで一瞬、「えっ…?」と思った人の気持ちもわかる。
前述の通りこのワンプレートは基本、おかずメニューだ。味付けも当然、しょっぱい方面の味付けで展開されている。そこにこのイチゴホイップトーストは、明らかに甘い。シンプルに味がバッティングしてしまうのでは、と思う気持ちは理解できる。
しかし筆者がこのモーニングを推したい理由はまさにそこで、このメニューなら<あまい/しょっぱい=あまじょっぱい>の無限ループが存分に楽しめるのだ。
あまじょっぱさ。好みは分かれるだろうが、一度魅了されると抜け出せない中毒性のある魅惑の味覚である。
これはそんなあまじょっぱ党に全力でおすすめしたいモーニングなのだ。
そもそもイチゴホイップトーストがクリーム・ジャム・トーストとすべての量がなかなか立派なので、おかずと交互に食べ進めても1切れでおかずを食べきれてしまうボリュームがある。
たまらずひと口。朝からこんな贅沢なものを食べてよいのか。禁断感のある美味しさ。
ナイフとフォークでひと口大に切り分けたイチゴホイップトーストを食べ、矢継ぎ早にソーセージを口に運ぶと、口内に残るホイップとイチゴの甘さに、ソーセージのジューシーな塩っけが加わる。こんなの至福としか言えない。
こんな神ターンを、サラダ、目玉焼き、ベーコン、ポテサラ、と交互にリピートできるのだ。
そうして十分にあまじょっぱさを堪能しながらおかずを食べ終えても、イチゴホイップトーストはまだ1切れ残っている。さすがのボリューム。
さて、ここからどうするか。モーニング後半戦に突入だ。
モーニング後半戦に突入
ここで、びくドンモーニングのもうひとつの名物であるコーヒーをおかわりして、ここからはイチゴホイップトーストにじっくりと向き合う。
香しいホットコーヒーのおかわりが到着。ここからはこのコーヒーとともに…
甘みと苦み、王道の組み合わせが美味しくないはずがない。これも、最初にあまじょっぱさを十分に堪能できたからこそ、後悔なくイチゴホイップトースト本来のポテンシャルを味わうことができるのだ。
モーニングのあと、スイーツタイムまで演出できてしまうコスパの良さよ。
こうして、至高のモーニングタイムが終了した。ごちそうさまでした…。
びっくりドンキーのモーニングの層の厚さ、そしてクオリティの高さに改めて驚かされた「イチゴホイップトースト」。
前半と後半で二度楽しめる、「あまじょっぱ党」にとってはこのモーニングこそ最適解であると言い切りたくなるメニューだった。
あまじょっぱさという美味しさに馴染みがない人にはちょっと勇気がいるメニューかもしれないが、一度試す価値は十分にある。
このモーニングにハマった時、きっとあなたはもっとびっくりドンキーが好きになっている…はず。ぜひ。
(うまいめし/篠崎 聡)