通勤バッグには防災グッズも。コンパクトながら「そなえよ、つねに!」で持ちものを選ぶ0歳児育児中ワーママ【マザーズバッグの中身】
小さい子どもを育てながら働くワーママの「カバンの中身」、一体何が入っているのでしょうか?
「通勤バッグ」と「マザーズバッグ」の中身をそれぞれ見せてもらったら、忙しい中でも仕事と子育てをスムーズにこなすためのヒントが見えてきました。
第3回は華子さんのカバンの中身です。
華子さんプロフィール
・共働きで、0歳10カ月の息子との3人家族
・クリエイティブ系企業の編集者。フレックス制(コアタイム8:30〜17:30)のフルタイム勤務。出社は週2日ほどで、その他はリモート
・どちらかというと心配性なので、ボーイスカウトの教え「Be prepared(そなえよ、つねに!)」精神で外出先で何かあっても困らないよう、でも極力コンパクトになるようカバンの中身を工夫している
こんにちは、編集者の華子です。
0歳10カ月の息子と、夫と、都内で3人で暮らしています。もともと心配性な性格に加え、予測不能な事態に対処するシーンが多い編集者という職業柄もあり、座右の銘は、ボーイスカウトのモットーである「Be prepared(そなえよ、つねに!)」。
育児もまさに想定外・奇想天外の連続で(それもまた醍醐味なのですが)、私のバッグにはその時々に慌てたりパニックになったりしないよう選んだものたちが入っています。
通勤バッグには「もしも」の時のために防災ポーチも
通勤には、知り合いのレザー職人さんにセミオーダーで作ってもらったバッグを愛用しています。A4サイズでマチもあるのでガシガシ物が入れられて、かつデザインがカジュアル過ぎないところが気に入っています。
そしてポケットが外に4つ、内側に2つと多いところもポイント! なかなか追い求めていたバッグと出会えなかったので、セミオーダーという形で理想のものが手に入ってよかったです。手持ちにしたいときは肩紐を短く調整して使っています。
<通勤バッグの中身>
•KATEのリップ
•Nahri(ナリン)のアロマローラー2種
•FERRAGAMO(フェラガモ)のキーケース
•財布
•PC&PCケース
•防災ポーチ
•近沢レースのハンカチ
•アクセサリー入れ
•キャンディ
【3】【8】産後、持ち物やタスクが増えたことで物の管理に自信がなくなったので、たとえ失くしてしまっても慌てないように見つけやすくする工夫をしています。
例えばキーケースにはAirTag(エアタグ)を。また、お酒を飲んでほろ酔いになってもアクセサリーを失くしてしまわないよう、飲む前に指輪やイヤリングを避難させておくためのアクセサリー入れを持ち歩いています(笑)
【4】常に現金を持ち歩く派なので、お財布は「小さくても小銭やお札が入る」を基準に選びました。コンパクトで持ち運びやすい上、意外とカードも小銭も入って便利。ここにもAirTagを忍ばせています。
【5】ノートパソコンは、突然のオンライン会議に備え、イヤホン・充電アダプターと共に持ち歩いています。ケースは知人の藍染職人にオーダーしたもの。とても気に入っているので、始業時にPCを取り出すたびに気分がアガります!
【6】【9】もしもの時のために、防災ポーチを携帯しています。雑誌の防災特集で防災アドバイザーが薦めていた、ホイッスル、鎮痛剤、生理用品、モバイルバッテリー、消毒用アルコール、小銭が入っています。
また喉が弱く乾燥対策で持ち歩いているキャンディは、災害時の非常食も兼ねています。
夫と兼用のタフなマザーズバッグ。コンパクトに、過不足なく
マザーズバッグを買う際に、どんな機能があればいいのか、リュックタイプorショルダータイプどちらがいいのか、夫と共有するにはどんなデザインがいいのか、迷いに迷ってしまって。「ひとまず」のつもりで、Amazonで2000円程度で買える2way(トート/ショルダー)バッグを購入しました。
しかし使ってみるとポケットがたくさんあり、大容量な上に軽く、丈夫でハードな扱いにもびくともしないキャンバス地のタフさが気に入り、私も夫も大満足。色違いの購入も考えているほどです。
外食など夜間の外出も多いので、好きなストリートブランドのリフレクターをつけています。
<マザーズバッグの中身>
•IL BISONTEのポーチ(薬入れ)
•BLANC(自分用)/H&M(子ども用)のサングラス
•おむつポーチ
•着替え袋
•ミルク&哺乳瓶入れ
•写ルンです
•おもちゃ
•石澤研究所のスティック日焼け止め
【2】【8】今年は初めて子どもと夏を過ごしたので、例年に輪をかけて暑さ&紫外線対策に力を入れました。子どもにもプチプラブランドでサングラスを購入してみたら、意外と気に入っていたので活用しています。また、抱っこ紐は密着して暑いため、おでかけは基本ベビーカー。ベビーカー用のファン付きマットを導入しました。
ベビーカーを押していると腕が日焼けしやすいので、低刺激タイプの「石澤研究所」の日焼け止めもマストです。容量が少ないところが難点ですが、スティックタイプで手が汚れない&さらさらした塗り心地で気に入っています。
【3】お尻拭きとは別に、除菌タイプのウェットティッシュも常に持ち歩いています。私の手を拭いたり、おむつ替えシートを拭いたりするのに欠かせません。おむつは2、3時間の外出なら3枚ほど、8時間以上外出するときは5枚ほど用意します。
【4】【5】服が汚れたときのため、着替えとして、コンパクトに畳めるロンパースを1枚、上下セパレートの服を1枚ずつ用意。洗濯ネットに入れて持ち歩くことで、汚れた服をそのまま洗濯機に入れられる利点も。ミルクは「液体ミルク」で、軽量化&手軽に。
持ち物に「完成」はない。子どもの成長に合わせ、定期的に見直していく
以前取材した収納アドバイザーの方が「どんなに綺麗に収納を整えても“完成”はない。生活する人のライフスタイルに合わせて、常にアップデートしていく」と仰っていたのを聞き、私も子どもの成長などに合わせて、どんどんカバンの中身を工夫していこうと考えています。
もちろん荷物が重くなるのは避けたいので、「備え」と「身軽さ」のほどよいバランスを探りながら!そして今後も、胸には「Be prepared(そなえよ、つねに!)」という教えを掲げたいと思います。
編集:はてな編集部