母娘が紡ぐ愛情レシピ♡神大病院前『サカナカナ』で極上春巻きと心を満たす彩りランチ 神戸市
先日、知人のお見舞いで神戸大学医学部附属病院に行った帰りに、道路の反対側にある可愛いお店『サカナカナ』(神戸市兵庫区)を発見!
大通りを渡り近づいてみると、背の高さ以上の大きな黒板にランチメニューが写真付きで紹介されています。11種類もの豊富なラインナップをじっくり眺め、いざ入店します。
テーブル5卓とカウンター2席の店内は、ブルーの壁が印象的。インテリアもシンプルで可愛いイメージに統一され、清潔感にあふれています。
出迎えてくれたのは店主の乾菜々子さん。お母様と親子ふたりで営業されているそうで、テーブルに案内され、人気No.1という「ミックスプレート」を注文。この日は朝食抜きだったため、腹ペコの状態でスタンバイします。
あれも食べたい、これも食べたいの欲望にこたえてくれるボリューミーで豪華なビジュの到着に感激!ずらりと並ぶ3種の主菜に、副菜は冷や奴、きんぴら、おからのサラダと、たくさん並ぶおかずたちを眺めながら、「一番高いランチ♪奮発して良かった~」と、心も胃袋も弾みます。
最初にいただいたのは、好物の唐揚げ。からっとあがった鶏肉はやわらかで、にんにくと醬油が香るしっかりとした味。一気にエンジンがかかります。
次に春巻をいただくと、皮は薄くてパリ、ふわ、サクの食感。そこにタケノコや春雨、玉ねぎに豚ミンチとたくさんの具材が口の中に一気に入ってきます。実はこれ、伝えるのが難しいくらい美味しい。揚げ具合、油のきれ、具材のバランスなど、中華料理専門店と遜色ない本格的な味ながら、ふわっとしたまろやかさを感じます。
そして3種類目は、「強火で一気に焼き上げることで香ばしさが増す」というチキントマト。コクのある濃厚なトマトソースが鶏もも肉に絡み、ごはんにワンバンさせるのもお楽しみ。
十分おなかはいっぱいなのですが、人気のチーズケーキがあるそう。デザートとしていただきましたが、これまたハイレベル!
ずっしりとしたクリームチーズの濃厚さを感じながら、口中では軽やかに溶けていきます。生クリームと一緒にぺろりと食べちゃいました。
乾さんは、当時お母様が店長を務めていた三宮のパティスリーカフェで高校時代の3年間ずっとアルバイトをし、その後、母娘で2020年に同店をオープン。この6月に5年目を迎えました。
「母は昔から料理がとても上手で、子どもの頃からごはんを食べるのが楽しみだった。ランチはその母の手作りの美味しさを再現して作っています。なかでも春巻は大好きだった味。ぜひ食べて欲しい」と笑顔で話す菜々子さん。
ちなみに「サカナカナ」という店名は、“海や魚が好きなので、なんとなくつけたんです(笑)”とのこと。ランチメニューにはもちろんお魚の料理も用意されているので、来店時にはチェックしてくださいね。
場所
茶と飯 サカナカナ
(神戸市兵庫区荒田町3‐12‐13)
営業時間
10:00~17:00
※ランチは16:00まで
定休日
日曜日、祝日