野川子ども会議 「夢」の夏フェス開催へ 小中4校がタッグ
野川子ども”夢”会議が1月25日、野川中学校図書室で行われた。野川地域教育会議フォーラム委員会が主催。野川中学校区の児童・生徒14人が夢を語り合い、夏の「野川フェス」開催に向けて、地域一丸で取り組むことが決まった。
市内の全中学校区に設置される地域教育会議は、行政・学校と地域が協力して会を運営している。PTA役員ら15人が所属する同委員会では今年度、「野川の子どもたちがやってみたいと思う夢の実現」をテーマに活動。「子どもの権利条例」の趣旨に基づき、夢会議の開催に向けて会議を重ねてきた。
初開催となった会議には、野川中学校区(野川中・野川小・西野川小・南野川小)の運営委員会や生徒会に所属する子どもたち14人が参加。あいさつで平野洋一委員長は「大人と子どもで一緒に野川を楽しい街にしていく。5年後、10年後には、この会議が住みたい街・野川を作ったと言われることを確信している」と思いを語った。
子どもたちは、副委員長の田中龍一郎さんから「感情を込めた相づちやうなずきで共感を示そう」と傾聴のアドバイスを受け、4グループに分かれて意見交換を行った。委員が見守る中、テーブルごとに「やってみたいこと」を自由に書き出し、それぞれアイデアをまとめ上げた。
最終的に4校合同で「野川フェス」に挑戦することが決定した。田原凛美さん(野川中2年)は「同じ思いの人たちと年齢関係なく話す事ができとても楽しかった」。高田柊眞さん(西野川小6年)は「みんなと野川について話せてよかった。これを実現させるためにもっとがんばりたい」と感想を述べた。