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【セ・パ首位対決】台湾の「火球男」日本ハム古林睿煬と阪神の13勝右腕・才木浩人が注目の投げ合い

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日本ハム古林睿煬と阪神・才木浩人のインフォグラフィック,ⒸSPAIA

2勝1敗、防御率2.93の古林


いよいよ交流戦がスタートする。パ・リーグ首位の日本ハムはエスコンフィールドにセ・リーグ首位の阪神を迎えて3連戦。新庄剛志監督は2000年まで阪神でプレーしており、1998年ドラフト1位の藤川球児監督とは元チームメイトでもある。首位同士、元古巣、元チームメイトの監督と話題の多い対戦だ。

初戦先発は古林睿煬(ぐーりん・るぇやん)。最速157キロのストレートを武器に母国・台湾では「火球男」の異名を取り、今季から日本ハムに移籍した右腕だ。

開幕は二軍で迎えたが、4月23日に一軍昇格。5月1日のソフトバンク戦に7回2失点で初勝利、11日の楽天戦では9回98球で2安打完封と「マダックス」を達成した。

今季4試合で2勝1敗、防御率2.93と堂々の成績。中11日開けて阪神との初戦にぶつけてきたのも新庄監督の期待の表れだろう。

ここまで27.2回で31三振を奪っており、奪三振率は10.08。「火球男」が「火の玉ストレート」で日米通算245セーブを挙げた藤川監督率いる阪神打線相手にどんな投球を見せるか楽しみだ。

4勝3敗、防御率1.78の才木

一方の阪神は才木浩人が先発する。今季は中6日で毎週火曜日に先発しており、9試合で4勝3敗、防御率1.78。5月20日の巨人戦で完封勝利を挙げるなど安定した投球を続けている。

日本ハム戦は2023年6月11日(エスコンフィールド)に7回無失点で勝利投手となって以来の登板。日本ハム打線は12球団最多の48本塁打と破壊力抜群だけに、今季の被本塁打わずか2本の才木と言えど十分に注意を払いたい。

昨季13勝を挙げ、今季も防御率1点台をキープ。今やメジャーからも熱視線を浴びる右腕が、北の大地でも躍動するか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

西武・隅田知一郎-ヤクルト・P.ランバート(ベルーナドーム)
オリックス・九里亜蓮-広島・玉村昇悟(京セラドーム大阪)
楽天・M.ヤフーレ-DeNA・東克樹(楽天モバイル)
ロッテ・石川柊太-巨人・井上温大(ZOZOマリン)
ソフトバンク・有原航平-中日・涌井秀章(みずほPayPay)

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記事:SPAIA編集部

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