4月4日開業の『ジーライオンアリーナ神戸』が竣工!内部の最新の様子もお届け♪ 神戸市
神戸ウォーターフロント新港第二突堤(神戸市中央区)にこの春誕生する新たなエンタメエリア『TOTTEI』の中核施設である『GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)』。2023年4月に工事が始まった同アリーナが2025年3月3日についに完成しました。
同日には、アリーナの開発を担うNTT都市開発株式会社、建物の設計・施工を担当した株式会社大林組、開業後の運営を担う株式会社One Bright KOBE(以下OBK)など“神戸アリーナプロジェクト”に関わる企業、自治体の代表者が集まり、完成を祝う「竣工式」が執り行われました。
竣工式は、1000年以上にわたって神戸の街を見守り続ける『生田神社』が取り仕切り、工事が滞りなく安全無事に完遂されたことへの感謝や、開業するアリーナが神戸の街ににぎわいをもたらす存在になることを願う祝詞を奏上。
神戸の街が盛り上がることを市民のひとりとして願う筆者も、便乗して祈りを捧げました。
竣工式の後、アリーナの所有者であるNTT都市開発の池田康社長とアリーナ運営を担うOBKの渋谷順社長、神戸市の久元喜造市長の3名がメディア取材に対応。
久元市長は「(アリーナに)初めて入ったが、圧倒されました。神戸にとって、新しい、素晴らしいランドマークができたことに尽きると思います」と喜びの言葉を発し、渋谷社長は「(アリーナが完成して)ここからが運営・管理をする私たちOBKの役割となりますので、神戸に新しい賑わいを想像できるような場所に、市民の皆様のコミュニティが生まれるような場所にしていきたいと改めて感じています」と意気込みを語りました。
いよいよ開業まで1ヵ月!アリーナの内部を先んじて紹介♪
今回は完成したアリーナの1階、2階、5階フロアの一部を見学させてもらいました。先日のメディア内覧でも思いましたが、やっぱり黒を基調としたスタイリッシュな雰囲気がたまりません!
ひときわ目を引くのはやはり壁面に設置された大型LEDビジョン。横幅24m、高さ13m、面積312㎡というサイズに、久元市長同様「圧倒」されました。“屋内アリーナでは国内最大級”の謳い文句は伊達ではありません。
このビジョンの存在がアリーナに“迫力”をもたらし、実際の収容人数(最大1万人)以上に広く・大きく感じさせる気がしました。
全長183mのリボンビジョンも稼働していましたが、こちらもバスケの試合演出などで使われるのかもしれません。
ジーライオンアリーナ神戸といえば、プロバスケットボールチーム『神戸ストークス』の新ホームアリーナとして活用されます。今回初めてロッカールームを見せてもらいましたが、本場アメリカのNBAやMLBを彷彿とさせるデザインにテンションが上がりました!
5階席にも今回初めて入りましたが、かなり高さを感じます。一番上の席からは細かなプレーの様子をチェックするのが正直難しいと思うので、ビジョンの存在価値をすごく実感しました。
一般席の座席シートはこんな感じ。最大収容人数1万人と聞いて「けっこうギチギチかもしれない」とイメージしていましたが、席間はそこまで狭いと思いませんでした(隣の人の体格にもよりますが)。
アリーナを後にする前に、TOTTEI内のほかのエリアの進捗も少し確認してみると、突堤の南端部に開業するパークエリア『TOTTEI PARK』に続く散策ルート『TOTTEI WEST CORRIDOR』の整備もけっこう進んでいました。
アリーナが完成し4月4日のTOTTEI開業についていよいよ実感が湧いてきました。早く春よ来い!たくさんの人の往来で賑わう神戸ウォーターフロントの姿を見るのが待ち遠しいです。
開業日
2025年4月4日(金)
場所
GLION ARENA KOBE
(神戸市中央区新港町130番1,2)