日高屋のロースかつ丼が激ウマ! 店舗限定で提供されている店に入ったらマジで全員注文してた!!
号外! 号外ィィィーーーー! 新聞などで緊急の事件などが起きた際、いち早く伝えるために発行される号外。私(中澤)が思わず号外を刷りたくなったのは日高屋のロースかつ丼を食べた瞬間である。ひと口食べた時、衝撃が体を駆け抜けた。こ、これは……!
ウマイぞォォォオオオ!! オタク歴20余年の私は鉄壁のポーカーフェイスが染みついているからギリ耐えられたけど、ミスター味っ子の味皇様だったらヤバかった。しかも、よく周りを見渡してみると、さらに衝撃的な事実に気づいた。な・・・・なんだってーーーーー!!
・集合的無意識
なんと、その時その場にいた全員がロースかつ丼を食べていたのである。これはシンクロニシティ!? 歴史的事件の裏側に見え隠れする偶然の一致。微分積分や電話の発明の際には、何人もが時を同じくして類似したアイデアにたどり着いたそうな。
シンクロニシティが発生する理由は、人々の心の幹に集合的無意識があるからという説がある。今、集合的無意識がこう告げているのかもしれない。「日高屋のロースかつ丼がヤバイで」と。
・ちゃんと作ってる
これまで集合的無意識とかオカルトだと思っていた。だが、日高屋のロースかつ丼はそれすらも信じてしまうくらいのかつ丼であった。まずもって税込690円。これは “ロースかつ丼の黒船” と呼ばれた『松のや』と同価格の安さである。
席から厨房の様子を伺ってみたところ、注文が入ってから親子鍋で1個1個作っていた。このトロトロした卵とロースかつのサクサクさはそのためなのか。卵とじととんかつが活きている。
・米へのこだわり
さらに、日高屋の米は国産米だ。有名丼系飲食チェーンは今や、米国産米や海外とのブレンド米のところも多いけど、日高屋の公式ホームページを見ると、米の原産地の欄には「国産(栃木県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、山形県 等)」と記されている。
海外米の質が悪いというわけじゃないけど、個人的には丼ものにおいては国産米の方が合っているように思う。割下に米が浸るだけに食感が白飯以上にハッキリ出るのだ。粒のモチモチさがないとシャバッとしがち。丼ものの味って意外と国産米の粘り気が鍵を握っている。
そんなわけで米と割下の相性もグッド。適度にご飯のふっくら感も残しつつ味が浸透している。690円のかつ丼であることを考えると激ウマであると言えよう。全員が注文してたのもさもありなん。
・出会った店
食べれば納得の味であった日高屋のロースかつ丼。私が出会ったのは埼玉県大宮駅前にある『焼鳥日高すずらん通店』だ。日高屋の立ち飲み焼き鳥屋であるこの店。焼き鳥も普通にウマくて、日高屋のポテンシャルの高さを感じる。
焼鳥日高は埼玉だけではなく東京、千葉、神奈川なども含め関東に26店舗あるけど、公式ページのメニューによると、ロースかつ丼はそんな焼鳥日高の中でも店舗限定のメニューである様子。たまたま出会えた今回はラッキーであった。気になった方は、まずは公式ページから焼鳥日高の店舗を参照してみるといいだろう。
・今回紹介した店舗の情報
店名 焼鳥日高 大宮すずらん通店
住所 埼玉県さいたま市大宮区大門町1-20
営業時間 11:00~25:00
定休日 正月
参考リンク:焼鳥日高店舗一覧
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.