全力で生き抜く日々に密着 上越市出身BMXレーサー中井飛馬選手のドキュメンタリー映画 高田世界館で4月5日から
新潟県上越市出身のBMXプロレーサー、中井飛馬選手(24)に密着したドキュメンタリー映画「Life is snap」が2025年3月20日、同市本町6の高田世界館で上映され、中井選手らが舞台あいさつに登場した。映画はけがに翻弄されながら昨年のパリ五輪出場を目指す生活を追っており、中井選手は「人生は一瞬。日々全力で生き抜くことの大切さを伝えたい」と語った。
《画像:高田世界館での上映会で舞台あいさつに登場した中井選手》
中井選手は同市飯出身で、5歳のときに金谷山公園の市BMX場で競技を始めた。12歳から海外を転戦し、2021年のUCIワールドカップシリーズ23歳以下部門で日本人初のシリーズ制覇、2023年のアジア競技大会で優勝するなど世界を舞台に活躍する。
映画は2023年12月から、2024年5月の世界選手権までを追った。約2年のパリ五輪選考期間のうち、半分を度重なるけがで戦線離脱したという中井選手は「けがで気持ちが落ちていた自分を追い込むために」と、友人のクリエイティブディレクター、廣瀬“MARCO”裕平さん(36)に監督を依頼し撮影を始めた。中井選手のけがと向き合う姿や、一瞬が勝敗を左右するレースの迫力と緊張感、生活を共にする仲間との日常など、「全部さらけ出した」と語る赤裸々な映像が収められている。
《画像:上映会には多くの人が集まった》
《画像:五泉市出身の廣瀬監督(右)も登壇した》
自主制作映画の同作は1月に東京で上映し盛況だったことから、全国5か所で上映会を実施し、上越は4か所目。上映後の舞台あいさつに監督と登壇した中井選手は「(映画制作には)仲間がたくさん協力してくれて、色んな人に支えられて生きているのを実感する。上越で始めたBMXに育てられ、諦めずに続けることで何か生まれると感じているので、今後も全力でやり続けたい」と語った。今後は「3年後のロス五輪で金メダルをとること」を目指し、アメリカを拠点に活動するという。
映画は4月5日から高田世界館で通常上映される。
<a __gchrome_childframeremotetoken="73f609def2938f81300e859f13f42bd2" href="http://linktr.ee/Lifeissnap" loading="lazy">BMXドキュメンタリー映画『Life is snap』 | | Linktree( http://linktr.ee/Lifeissnap )
<a __gchrome_childframeremotetoken="f1445ff53a469d236dacac1c0d0a92f8" href="http://takadasekaikan.com/" loading="lazy">高田世界館【公式サイト】( http://takadasekaikan.com/ )