『トワイライト』ジェイコブ・ブラック役テイラー・ロートナー、皮肉な新ドラマでキャリア復活の超常現象ハンター演じる
ヴァンパイア映画『トワイライト・サーガ』シリーズでウェアウルフのジェイコブ・ブラックを演じたテイラー・ロートナーを描くドラマシリーズがAmazon MGM Studiosにて登場する。米が報じている。
原題は「Taylor Lautner: Werewolf Hunter」。本企画は、アニメシリーズ「ボージャック・ホースマン」(2014-2020)や「アンダン ~時を超える者~」(2019)などを手がけた独立系スタジオTornanteが、Amazon MGMとタッグを組んで製作する。クリエイター・ショーランナーを務めるのは、「カリフォルニケーション」で脚本を務めたデイジー・ガードナーだ。公式概要は、以下となっている。
「『トワイライト・サーガ』シリーズの最終章の撮影を終えた後、テイラー・ロートナーはスポットライトから姿を消した。ファンは推測し、タブロイド紙は仮説を立てたが、真実はフィクションよりもワイルドだ。テイラーは、単にメンタルヘルスを理由に休養を取っていたわけではない。彼は、真の天職である『Taylor Lautner: Werewolf Hunter』に向けて準備をしていたのだ。本人役を演じるテイラーは、彼の専門知識を必要とするウェアウルフ追跡の秘密結社に引き込まれる。
昼はハリウッド俳優、夜は超常現象と闘う騎士という二重生活を送るテイラーは、まさに自分を有名にしたクリーチャーと戦うという、究極の皮肉に向き合わなければならなくなる。彼は、世界の救出とキャリアの復活、そして恋愛の間でバランスを取りながら、“自分が演じた一番大きい役が、最大の敵になったら何が起こるのか?”という究極の問いに直面する。」
ロートナーは本人役で主演し、ガードナーとともに製作総指揮も兼任。『アビゲイル』(2024)で共同監督を務めたマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット、「Love, ヴィクター」(2020-2022)のアダム・ロンディ、タリク・カナファニも名を連ねる。
『トワイライト・サーガ』シリーズでブレイクしたロートナーは、シリーズの合間を縫い、『バレンタインデー』(2010)『ミッシング ID』(2011)などに出演。映画シリーズの終了後は、「Cuckoo クックー」シーズン2~4にレギュラーとして登場し、『リディキュラス・シックス』(2015)『アンリミテッド』(2015)などにも出演したが、前線から退いた印象は否めない。
かつて自身が演じた役を反転させてウェアウルフに立ち向かうというブラックユーモアあふれる設定で、ロートナーは『トワイライト・サーガ』のイメージを乗り越えるのかに注目だ。
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