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なりすましの第三者に住民票交付か 赤穂市が本人に謝罪

赤穂民報

 赤穂市は14日、本人になりすました第三者に住民票を交付した可能性がある事案が発生したと公表した。

 市によると、先月25日、男性から「身に覚えのない消費者金融との取引に住民票が利用された」などとして、住民票の発行経緯を問い合わせる電話があり、市が発行履歴を確認したところ、今年5月22日に市庁舎1階の市民課窓口で、何者かが男性の運転免許証を提示して本人になりすまし、住民票の交付を受けていたことがわかった。

 市が男性から聞いた話では、男性は今年4月30日に運転免許証などが入った財布を落とし、その後、身に覚えのない消費者金融との取引が判明。取引には赤穂市が発行した住民票が使用されたという。

 市は今月6日に市民課長らが男性を訪問し、住民票が交付された経緯を説明した上で口頭で謝罪。11日に私文書偽造行使と詐欺の被害を赤穂署に届け出た。同課は「誠に申し訳ありませんでした。今後このようなことがないよう、窓口における本人確認については、提示された書類を厳格に確認していく」などとしている。

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