JR「青春18きっぷ」冬季の発売開始! “全国のJR” が3日間 か 5日間 乗り放題の鉄道旅に最適なお得きっぷ!価格・期間・注意点まとめ
JRグループは、冬の鉄道旅に欠かせない「青春18きっぷ」(2025年冬季分)を、2025年11月28日より発売します。今季も「連続する3日間用」(10,000円)と「連続する5日間用」(12,050円)の2種類が設定され、利用期間は2025年12月12日からスタートします。新しいルールの注意点、発売・利用期間や、自動改札対応などの基本情報などに加え、あわせて発売される「北海道新幹線オプション券」についての情報もお届けします。
「青春18きっぷ」の価格、発売期間・利用期間
2025年冬季「青春18きっぷ」は、3日間用と5日間用があります。
【3日間用】
購入時に指定された利用開始日から、「連続する3日間」での利用ができます。
価格:10,000円(おとな・こども同額)
発売期間:2025年11月28日(金)~2026年1月10日(土)
利用期間:2025年12月12日(金)~2026年1月12日(月・祝)
【5日間用】
購入時に指定された利用開始日から、「連続する5日間」での利用ができます。
価格:12,050円(おとな・こども同額)
発売期間:2025年11月28日(金)~2026年1月8日(木)
利用期間:2025年12月12日(金)~2026年1月12日(月・祝)
※いずれも利用開始日の1ヵ月前からの発売になります。
注意!「青春18きっぷ」の以前からの変更点
2024年冬の発売分からは、大幅なルール改定が行われたため、以前のルールとの違いに関しては注意が必要です。
以前は、利用期間中の任意の日に1回ずつ利用することができました
→「連続した3日間 または 5日間」のみ利用できます。
以前は「5人グループで日帰り旅行に使う」という具合に1枚のきっぷを複数人でシェアすることも可能でした。
→1枚のきっぷを複数人で同時に使用することはできなくなりました。
購入する際には、この点には改めて注意しましょう。
【参考】「青春18きっぷ」の完全ガイド! 購入方法、価格、使い方、新ルール、乗り継ぎのコツまで徹底解説! 乗り放題でお得な鉄道旅へ
https://tetsudo-ch.com/13008280.html
「青春18きっぷ」の基本ルール
「青春18きっぷ」は、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(気仙沼線、大船渡線、日田彦山線)、JR西日本宮島フェリー(別途、宮島訪問税100円が必要)が乗り降り自由となるきっぷです。自動改札機は利用できますが、複数人でシェアすることはできません。
原則として、特急(新幹線を含む)や急行列車は利用できません。普通・快速列車のグリーン車「指定席」もNGで、利用する場合は特急券等のほか、別に乗車券が必要です。ただし一部路線では特急列車に乗車できる「特例区間」が設けられています。
第三セクター鉄道に関して
第三セクター鉄道に関しては、「青い森鉄道(青森~八戸)」「あいの風とやま鉄道(富山~倶利伽羅)」「IRいしかわ鉄道(倶利伽羅~津幡)」「ハピラインふくい(敦賀~越前花堂)」でJR線から当該路線を経由して当日中にJR線を乗り継ぐ場合に限り利用することができます。ただし、途中下車可能駅以外の駅で下車した場合は別途全乗車区間の運賃が必要になりますので、利用前にルールをご確認ください。
北海道へも!「北海道新幹線オプション券」
「青春18きっぷ」と組み合わせて利用することで、本州と北海道間をお得に移動できる「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」も発売されます。
価格、発売期間・利用期間
・価格:4,650円(1日間用、おとな・こども同額)
・発売期間:2025年11月28日(金)~2026年1月12日(月・祝)
・利用期間:2025年12月12日(金)~2026年1月12日(月・祝)
利用区間・方法と注意点
【利用区間】
・北海道新幹線「新青森~木古内」間(普通車の空いている席)
・道南いさりび鉄道線「木古内~五稜郭」間(普通列車)
【利用方法・注意点】
上記区間を連続して利用する場合に限り、片道1回利用できます。その際に、有効な「青春18きっぷ」と併用する必要があります。
オプション券単体では利用できません。道南いさりび鉄道線は、木古内駅を除き途中下車できません。
『連続利用』や『自動改札対応』など、新しいスタイルでの旅が定着しつつある青春18きっぷ。年末年始の帰省や、雪景色を求めての冬旅に、新ルールを上手に活用してお得な鉄道旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(写真:PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)