優勝争いサバイバル2戦目は広島・森下暢仁とDeNA東克樹が先発 ともに中5日で今季3度目エース対決
前回対戦6回持たずKOされた森下暢仁
マツダスタジアムで行われている3位・広島と4位・DeNAの直接対決2連戦。昨日、ドラ1ルーキー・常廣羽也斗の好投で先勝した広島は、エースの森下暢仁で連勝を狙う。
5年目右腕はここまで20試合に先発して自己最多タイの10勝(7敗)を挙げ、防御率2.13をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も16度記録するなど、先発陣をけん引する働きを見せている。
前回登板した10日の巨人戦(マツダスタジアム)では、5.2回105球を投げて7安打4失点で降板し敗戦投手に。これで8月27日の中日戦から自身3連敗となった。今日はキャリアハイの11勝目へ中5日で挑む。
DeNA戦は今季3試合に登板して2勝1敗、防御率2.50の成績。前回対戦した9月3日(横浜)の登板では、今日と同じく東克樹と投げ合い、4回70球7安打5失点でKOされた。この悔しさを糧に、今度は本拠地でリベンジを期す。
今季8度目の広島戦先発となる東克樹
一方、DeNAの先発は東克樹。今季はここまで23試合に先発してリーグ2位タイの12勝を挙げ、防御率1.96、QSは22度記録するなど安定感抜群の投球を見せている。前回登板した10日の阪神戦(甲子園)では、5.0回93球を投げて10安打5失点で、今季初めて6回持たずに降板し、3敗目を喫した。そこから中5日で今日の登板に臨む。
広島戦には今季7試合に先発し、3勝2敗と勝ち星は伸びていないが、防御率1.76と好相性。ただ、小園海斗に24打数13安打、末包昇大には11打数4安打と打たれるなど、苦手としている打者がいる中で、要所を締める投球で鯉打線を抑えてきた。
チームは昨日の敗戦で首位・巨人との差は「6」に広がり、優勝争いから一歩後退。CS争いも含め、今日の試合は絶対に落とせないだけに、エース左腕にかかる期待は大きい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・赤星優志-中日・松木平優太(東京ドーム)
阪神・大竹耕太郎-ヤクルト・小川泰弘(甲子園)
【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-日本ハム・金村尚真(楽天モバイル)
西武・武内夏暉-ロッテ・田中晴也(ベルーナドーム)
オリックス・曽谷龍平-ソフトバンク・石川柊太(京セラD大阪)
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記事:SPAIA編集部