小谷パールクラブ 内閣府から表章 福祉活動の推進に貢献
寒川町小谷地区で活動するシルバー団体「小谷パールクラブ」がこのほど、主体的に社会とかかわりを持ち、福祉活動の推進に貢献したとして、「2024年度社会参加章」を受章した。内閣府から届いた賞状と楯を手にした同クラブの右城栄一会長(87)は、「全国で多数の団体があるなか選ばれ、大変うれしい。これからも人と人との交流を大切に活動していきたい」と話した。
同クラブは、2011年に36人でスタート。趣味嗜好が同じ仲間が楽しく集える多種多様なサークル活動に力を入れ、当初4つだったサークルは現在11まで増加した。会員も100人を超え、昨年度は「健康吹矢サークル」が発足。また、身体的な制約がある人のため、その制約を仲間が互助活動として支援する「お助けマンサークル」など、福祉活動の推進に大きく貢献している。
右城会長は、「メンバーの平均年齢は78・9歳。各々の健康を維持できる活動をこれからも展開できることが理想」と話した。