保冷剤がない!足りない!緊急時に役立つ代用アイデア5選
保冷剤が足りない…何で代用する?
暑い日が続くと保冷剤の出番も多くなりますよね。いざ使おうと思ったら、まだ冷えていなかったり足りなかったりしたことはありませんか?そんなときは、代用品を上手に活用しましょう。身近なアイテムが保冷剤の代わりになりますよ!
保冷剤の代用アイデアおすすめ5選
1. 手軽にできる「凍らせたペットボトル」
凍らせたペットボトルは保冷剤の代用にもってこい!中までしっかり凍らせておけば保冷効果が高まるのもポイントです。コンビニで手に入る手軽さも魅力ですね。
家庭用冷蔵庫でペットボトルを凍らせるときは、いくつか注意が必要です。まず、炭酸飲料は凍らせないこと。途中で破裂するおそれがあり危険です。
また、あらかじめ中身をひと口程度減らしてから凍らせるのも忘れずに。液体は凍ると体積が増えるため、そのまま凍らせると中身が膨張してペットボトルが破損するおそれがあります。
2. すぐに使える「氷」を活用
氷も保冷剤の代用品に活用できます。ロック氷はコンビニをはじめ、スーパーやドラッグストアで購入できるので、外出先で急に必要になったときに便利です。
ただし、氷の量が少ないとすぐに溶けてしまい、保冷効果が持続しません。代用する際は、氷を多めに用意すると良いでしょう。
3. いざというときに便利な「瞬間冷却パック」
保冷剤は食材だけでなく、熱中症対策やケガの応急処置に使用することがあります。そんなときの代用品におすすめなのが、瞬間冷却パック。
パックを手で叩くとすぐに冷たくなるのが特徴です。商品にもよりますが、冷却持続時間は30分~2時間程度で小さめの保冷剤と同じくらいといえるでしょう。
4. 意外に使える「冷凍したキッチンスポンジ」
身近なものを保冷剤の代用にするなら、キッチンスポンジがおすすめです。100円ショップにあるような、ポリウレタンフォーム製で厚みがあるものが最適。中まで十分水を含ませたら、ジッパー付きフリーザーバッグに入れて冷凍すればOKです。
フリーザーバッグに入れたまま使用すると、保冷剤の代用になりますよ。なお、キッチンスポンジは必ず新しいものを使用してください。
5. いろいろな用途で使える「凍らせたタオル」
キッチンスポンジと同じ仕組みで、凍らせたタオルも保冷剤の代用に使えます。水に濡らしたタオルを絞り、ジッパー付きフリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。
冷たいおしぼりとして使用できるのがポイント。食材を保冷するというよりも、首元や体を拭いてクールダウンしたいときにおすすめです。
保冷剤の代用品を効果的に使う方法
市販の氷を使う
保冷剤の代用品として氷を使う場合は、家庭用冷蔵庫で作ったものよりも市販の氷がおすすめです。市販の氷は不純物を取り除きながら時間をかけて凍らせるため純度が高く、溶けにくいですよ。
また、「板氷」と呼ばれる板状の氷を使うのも有効。砕いてあるロック氷よりもさらに解けにくく、保冷効果が持続します。
氷をクーラーボックスに敷き詰める
氷をクーラーボックスに敷き詰めると、内部の温度が下がりにくく保冷効果が持続します。氷を底面全体に敷き詰めてから食材や飲み物を入れると良いですよ。
冷やしたいものを挟む
冷気は上から下に流れる性質があります。そのため、冷やしたいものを保冷剤の代用品で挟むと保冷効果が高まりますよ。クーラーボックスに入れるのであれば、クーラーボックスの蓋をしっかり閉めることも大切です。
クーラーボックスを日陰に置く
クーラーボックスは、基本的に保冷効果が維持構造になっていますが、外気温が高いと内部に熱が伝わってしまいます。クーラーボックスを日陰に置くだけで、保冷効果が高まりますよ。地面が熱いときは、椅子の上に置いて直接熱が伝わらないように工夫しましょう。
保冷剤がなくても大丈夫!
保冷剤がないときは、凍らせたペットボトルや市販の氷などで代用するのがおすすめ。スポーツのあとや熱中症対策には、凍らせたタオルや瞬間冷却パックを代用品とて活用しましょう。
用途によって代用品を使い分ければ、万が一保冷剤がなくても大丈夫。ご紹介した代用品は、コンビニやスーパーで手軽に手に入るのでぜひ覚えておいてくださいね。
ライター:とも(子育てフードライター)