上越市稲荷の空き事務所と空き家で火災 約3時間後に鎮火 けが人なし
【追記】上越警察署は2024年9月30日、この火災で空き事務所約80平方mと、空き家約190平方mをそれぞれ全焼したと発表した。建物は上越市の40代男性が管理し、同日は解体作業が行われていたが、出火当時は無人だった。
出火原因は引き続き捜査中。
2024年9月28日午後7時半前、新潟県上越市稲荷の鉄筋2階建ての空き事務所と木造一部2階建ての空き家で火災が発生。約3時間後の同10時11分に鎮火した。上越警察署によるとけが人はいない。
《画像:炎を上げて勢いよく燃える建物(9月28日午後8時前撮影)》
現場は住宅が密集する妙高市にほど近い集落。周辺は道幅が狭く、消防車両などであふれかえり、集まった住民らは不安そうな様子で消火活動を見守っていた。
近くに住む60代女性は「誰かが『火事だ火事だ』と叫んでいる声が聞こえて外に出てみたら、近くの木にも燃え移って真っ赤な炎が高く上がっていた。怖くてどきどきした」と話していた。
建物の所有者、延焼の有無、火災原因、焼失面積は同署などが捜査中。
火災現場付近